テトリン55とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > テトリン55の意味・解説 

テトリン55

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 08:59 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

テトリン55とは1996年ゲームテックから発売された携帯ゲーム機の名称である。

同年小学館Digital DIMEトレンド大賞(ホビー・レジャー部門)を受賞した。

概要

ゲームテックが発売した携帯液晶ゲーム「みに・テトリン」の後継型であり、テトリスタイプのブロックゲームを含む55種類(実質的には4種類)のゲームを内蔵させたタイプである。電源には一次電池であるLR44を2個採用。

内容

ブロックゲーム
テトリスと同様の内容。
カーレース
車をひたすら追い越していくゲーム。
シューティング
上から迫り来るブロック群を倒すゲーム。
ドラゴン&ボール
配置されたブロックを拾得していくゲームであるが、拾う毎に蛇のように繋がっていく。

シリーズ

みに・テトリン
テトリスタイプの液晶ゲームとして発売された、テトリン55の前身機種。たまごっちと並んで1996年頃から始まったミニゲームブームの立役者の一つとされている。
内容は8種類のテトリスタイプのブロックゲームを収録。セガ社が過去に出していたアーケードゲームのフラッシュポイントブロクシードのシステムを流用したゲームモードもあった。
ピコリン55
テトリン55のタイトル変更版であり、内容は「テトリン55」の画面表示が削除されたもので内容は同一。(タイトル変更の経緯はテトリスの項目を参照。)

その他

これらのキーチェーンゲームのテトリンシリーズがヒットした事により、出所不明のデッドコピー品や様々な同タイプの亜種が登場した。中にはブロックゲームのみならずカーレースなど100種類近くゲームを収録していることを謳う製品もあった。ブームの末期には、アーケードのプライズゲーム機やガチャポンの景品にまで使われていた。

また同時期には、コピー品の他にもBPSから正式にライセンス許諾を得た『テトリスJr.』という商品がヒロより発売された。外見上はテトリンと酷似しているが、内容はテトリスに特化した物となっており、数種類のルールのテトリスが収録されている。テトリスJr.は発売元を変えながら、2000年代以降も後継機種が販売されている。

長方形の本体に液晶やボタンというデザインは、キーチェーン型の液晶ゲームの基本フォーマット的なものとして後に様々な液晶ゲームで採用されるようになった。

関連項目



このページでは「ウィキペディア」からテトリン55を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からテトリン55を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からテトリン55 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「テトリン55」の関連用語

テトリン55のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



テトリン55のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのテトリン55 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS