ツインゲージ・マルチタイプソケット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 00:32 UTC 版)
「配線用差込接続器」の記事における「ツインゲージ・マルチタイプソケット」の解説
2つの形状のプラグを両方差し込めるプラグもあり、新型のコンセントではむしろこちらが主流である。単純なタイプは、小さなプラグ、大きなプラグの両方が差し込めるように、電極ピンを差し込む穴が8の字の形をしている。このデザインのコンセントは、タイプLのプラグ両方と、タイプCのプラグを差し込める。1975年、この形のコンセントをVIMAR(イタリア語版)社が特許取得し、Bpresaの名で売り出したが、他のメーカーもすぐに追従してpresa bipasso(ツインゲージ)の名で売り出した。 もう一つのタイプは、タイプFのコンセントと似ているが、中央に接地極用の穴が開いている。このコンセントには、タイプC・E/F複合・Lを差し込むことができる。差し込めるプラグの種類は多いものの、形状は大きく、さらには電極とコードの位置関係がL字になっている場合には差し込めない場合がある。 VIMAR社はさら複雑な形状のコンセントを「universale」(多目的)の名称で売り出しており、これには日米で使われているタイプA/Cのプラグを差し込むこともできる。
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