チーク・トゥ・チークとは? わかりやすく解説

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チーク・トゥ・チーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/11 17:11 UTC 版)

チーク・トゥ・チーク」(英語: Cheek to Cheek)はジャズスタンダード・ナンバーの1曲。邦題としては「頬よせて」、「頬に頬よせて」、「頬よせあって[1]などがある。

概要

作詞・作曲はアーヴィング・バーリン1935年アメリカ合衆国ミュージカル映画トップ・ハット』のために書き下ろされた楽曲である。映画ではフレッド・アステアが歌い、ジンジャー・ロジャースと踊った[1]。受賞は逃しているが第8回アカデミー賞歌曲賞にノミネートされた[1]

歌詞の内容は、女性との出会いを「まるで天国にいるようだ」と例え、一緒に踊ると「幸せを見つけたようだ」「胸が高鳴る」といったような現実離れしたドラマティックな展開を見せる[1]。ダンスシーンに相応しい軽快なテンポが魅力的であり、まさにフレッド・アステアのために書かれた曲と言えるだろう[1]

楽曲の構成

本曲の構成は変則的でありヴァースが存在しない[1]

  1. Aメロ(16小節
  2. Aメロ(16小節)
  3. Bメロ(8小節)
  4. Bメロ(8小節)
  5. Cメロ(8小節)
  6. Aメロ(16小節)

となっており、計72小節の構成となっている[1]

主なカバー

1938年の映画『世紀の楽団』でも劇中歌として使用されている[1]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k CDジャーナル(編)「チーク・トゥ・チーク」『ジャズ・スタンダード名曲徹底ガイド』 下、音楽出版社、2004年、25頁。ISBN 978-4900340947 



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