高嶺マンテマ
タカネマンテマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 15:21 UTC 版)
タカネマンテマ(Silene uralensis (Rupr.) Bocquet)は、寒冷地または高山地帯に生息するナデシコ科マンテマ属(シレネ属)の多年草。属名「マンテマ」の由来は諸説あり、牧野新日本植物図鑑ではムギセンノウ属(en:Agrostemma)の「アグロステムマ」が訛ったもの、植物和名語源新考では、近縁のハマベマンテマ(en:Silene martima)の種小名「マルティマ」が語源となったものと言われている。また属学名(Sileneの由来もはっきりとせず、ギリシャ語の唾液(Sialon)から来たという説と、ギリシャ神話にてディオニュソスの従者である半人半馬シレノス(Silenos)が語源になったという説がある[1]。なお、種小名uralensisは、本種の基準標本が採取されたウラル地方を表す。
- ^ 植物の世界 7(双子葉類)(書籍)
- ^ a b c d “〈改訂版〉南アルプス学・概論”. 静岡市. 2019年10月2日閲覧。
- ^ 山梨県における絶滅危惧植物の保全および増殖技術の開発とその教材化(第1報)(Webサイト)・ 日本農業教育学会誌 Vol.39, No.1, Page33-42 (2008.05.30)
- 1 タカネマンテマとは
- 2 タカネマンテマの概要
- 3 参考文献
固有名詞の分類
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