タイム・イズ・オン・マイ・サイド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/25 19:12 UTC 版)
「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」 | ||||
---|---|---|---|---|
ローリング・ストーンズ の シングル | ||||
初出アルバム『12×5』 | ||||
B面 | コングラチュレーション | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチ・シングル | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ロンドン・レコード | |||
作詞・作曲 | ノーマン・ミード、ジミー・ノーマン | |||
プロデュース | アンドリュー・ルーグ・オールダム | |||
チャート最高順位 | ||||
|
||||
ローリング・ストーンズ シングル 年表 | ||||
|
||||
「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」 (Time Is on My Side) は、ジェリー・ラゴヴォイが「ノーマン・ミード」 (Norman Meade) の変名を用い作曲した楽曲。ローリング・ストーンズのカバー・バージョンで知られる。
概要
オリジナルは、アメリカのジャズ・トロンボーン奏者のカイ・ウィンディングが1963年に発表した[1]。タイトルの意味は「時間は私の味方」で、コーラスが歌う内容は「俺と別れて自由になりたいと言ってるが、きっと俺の所に戻って来るさ」である。コーラスはディオンヌ・ワーウィックと妹のディー・ディー・ワーウィック、姉妹の叔母でホイットニー・ヒューストンの母にあたるシシー・ヒューストンの3人が担当した。
1964年6月、ジミー・ノーマンによって新たな歌詞がつけられ、インペリアル・レコードに所属していた女性シンガー、アーマ・トーマスによって歌われた[2]。
ローリング・ストーンズのバージョン
ローリング・ストーンズのカバーには、イントロダクションがオルガンによるものとギターによるものがある。1964年9月26日にアメリカでシングルA面曲として発表されたものはオルガン・バージョンで、Billboard Hot 100の6位を記録し、米ロンドン盤アルバム『12×5』に収録された。本国イギリスで翌1965年1月に発売されたアルバム『ザ・ローリング・ストーンズ No.2』には、ギター・バージョンが収録された。
日本では、1964年発売のシングル[3]のA面にはオルガン・バージョン、1968年発売のシングル「テル・ミー」のB面にはギター・バージョンが使用された。
その他のバージョン
ウィルソン・ピケット、オージェイズ[4]、パティ・スミス(1977年のシングル「Ask the Angels」のB面)、ムーディー・ブルース、プリティ・シングス、ブライアン・プール&ザ・トレメローズ、ビヴァリー・ナイトらがカバーしている。
日本では、ザ・タイガース(1967年のアルバム『THE TIGERS ON STAGE』、1971年のアルバム『フィナーレ』に収録)、ザ・スパイダース等が録音を残している。また、1996年にトヨタ・クレスタのCMで沢田研二、高橋幸宏、玉置浩二の3人がこの曲を演奏し販促用にCD化されている(非売品)。
脚注
- ^ “Discogs”. 2025年5月25日閲覧。
- ^ Cover versions of Time Is on My Side by Irma Thomas | SecondHandSongs
- ^ “Discogs”. 2025年5月25日閲覧。
- ^ The O'Jays - Comin' Through (Vinyl, LP, Album) at Discogs
- タイムイズオンマイサイドのページへのリンク