ソセ (太子)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ソセ (太子)の意味・解説 

ソセ (太子)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 14:35 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ソセモンゴル語: Söse, 中国語: 小薛、? - 1328年)は、イェスン・テムル・カアン(泰定帝)の息子で、モンゴル帝国の皇族。『元史』などの漢文史料では小薛(xiǎoxuē)と記される。

概要

晋王イェスン・テムル(後の泰定帝)の息子として生まれた。兄弟にはアリギバ(後の天順帝)、パドマギャルポヨンダン・ジャンボらがいる。

『元史』によると、父のイェスン・テムルがカアンに即位して3年目、泰定3年(1326年)にソセが夜泣きをするため高年鈔を賜ったとという[1]

父のイェスン・テムルの死後カアン位を巡って天暦の内乱が勃発し、ソセは兄のアリギバを擁する上都派についた。しかし、1328年トク・テムルを擁立する大都派が上都派を破り、上都が陥落するとソセも他の兄弟同様殺されてしまった。

晋王カマラ家

脚注

  1. ^ 『元史』巻30泰定帝本紀2,「[泰定三年十二月]壬辰……以皇子小薛夜啼、賜高年鈔」

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ソセ (太子)」の関連用語

ソセ (太子)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ソセ (太子)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのソセ (太子) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS