セルフ1とセルフ2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/23 05:49 UTC 版)
「インナーゲーム」の記事における「セルフ1とセルフ2」の解説
ガルウェイは、競技者の心中で行われるインナーゲームにおいて、二人の自分がいると考え、それぞれセルフ1、セルフ2と命名してその性質を調べた。実際の勝負(アウターゲーム)の最中に多くの人は、心の中で自分自身のプレイに対して悪態をついている。ガルウェイは、これを「セルフ1がセルフ2を非難している」ととらえた。フロー体験またはゾーン体験、ピークエクスペリエンスなどと呼ばれるような、高度な集中力が発揮されている場面では、このようなセルフ1によるセルフ2への非難は沈静化し、セルフ2のもつ潜在的な学習能力と創造力がのびのびと機能する、というのがインナーゲームの考え方である。
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