セルゲイ・ドレンスキー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/07 17:11 UTC 版)
セルゲイ・レオニドヴィチ・ ドレンスキー |
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基本情報 | |
出生名 | Сергей Леонидович Доренский |
生誕 | 1931年12月3日 ![]() ![]() |
死没 | 2020年2月26日(88歳没)![]() |
学歴 | モスクワ音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ピアニスト |
担当楽器 | ピアノ |
公式サイト | モスクワ音楽院HP |
セルゲイ・レオニドヴィチ・ドレンスキー(ロシア語: Сергей Леонидович Доренский, ラテン文字転写: Sergei Leonidovich Dorensky、1931年12月3日 - 2020年2月26日[1])は、ソビエト連邦出身のピアノ奏者[2]。
経歴
1931年、モスクワで生まれた。1940~1950年、中央音楽学校でグリゴリー・ギンズブルクについて学び、モスクワ音楽院に進んで1955年に卒業。さらに音楽院研究科に進み、1957年に卒業した。
1957年からモスクワ音楽院で教え始め、1979年に同音楽院教授に就いた。1994年から1997年まで同音楽院のピアノ特別科を統括した。1988年にソ連当局より人民芸術家の称号を贈られている。2015年11月、旭日小綬章を受章[3]。2020年にモスクワで死去。墓地はヴヴェデンスク墓地にある。
指導学生
ピアノの名教師として知られ、弟子にはニコライ・ルガンスキー、デニス・マツーエフ、スタニスラフ・ブーニン[注釈 1]、清塚信也らがいる。
受賞・栄典
録音
- 1974年:«Ф. Шопен: Мазурки (Сергей Доренский, фортепиано)» («Мелодия» С10 05399-400) (『ショパン:マズルカ』メロディアС10 05399-400)
- 1982年:«Рапсодия в стиле джаз» («Мелодия» MEL LP 0025)(『ジャズ様式のラプソディー』メロディアMEL LP 0025)
脚注
注釈
- ^ スタニスラフ・ブーニンが優勝したショパン・コンクールのNHK特別番組の中でインタビューほか登場している。
出典
- ^ “Умер профессор Московской консерватории Сергей Доренский” (ロシア語). mpravda.com. (2020年2月26日) 2020年2月27日閲覧。
- ^ Peaple.su(biography)
- ^ 在ロシア日本大使館
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