セシル・バルモンドとは? わかりやすく解説

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セシル・バルモンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/14 20:32 UTC 版)

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セシル・バルモンド
生誕 1943年
国籍 スリランカ


セシル・バルモンド英語:Cecil Balmond、1943年 - )は、建築構造家。スリランカ、コロンボ出身。大学を卒業後イギリスに渡り、さらに研究を行う。 関心は音楽や数字・数学を発想の源とした、形態生成と科学と芸術の重なり合いである。

国際的なコンサルティング・エンジニア企業オーヴ・アラップ&パートナーズで30年間勤務し、数々の話題の建築プロジェクトに参加して来た。現在オーヴ・アラップ&パートナーズ副会長。イェール大学教授、ハーバード大学教授、ペンシルベニア大学教授を歴任。ロンドン在住。

略歴

  • 1943年 - スリランカ、コロンボに生まれる。
  • 1959年 - ナショナル・アイデアル・ホーム・デザイン賞。
  • 1960年 - セイロン大学。
  • 1961年 - ナイジェリア、イバダンへ移住。イバダン大学で数学と化学を学ぶ。
  • 1962年 - 英国のサウサンプトン大学でシヴィル・エンジニアリングを学ぶ。
  • 1965年 - サウサンプトン大学卒業。
  • 1966年 - オヴ・アラップ・アンド・パートナーズに入社。
  • 1968年 - ロンドンのアラップに加わる。
  • 1971年 - インペリアル・カレッジ・ロンドン修士課程。理学修士号。
  • 1972年 - アラップに設立されたばかりの多角的エンジニアリング・グループに加わる。
  • 1980年 - サウジアラビアのアラップ・オフィス責任者、主要な建築とシヴィル・エンジニアリング・プロジェクトの遂行。( - 1983年)
  • 1986年 - OMAとの長い協働のはじまりとしてレム・コールハースに会う。
  • 1988年 - 初期のギリシア数学と建築の研究を始める。
  • 1990年 - ドイツ、フランクフルトシュテーデルシューレ客員教授。
  • 1992年 - 非線形設計技術の理論的概念について研究を始める。インフォーマルの予備的な定義。
  • 1995年 - ベルリンでのパブリック・レクチュア。はじめて「インフォーマル」について論ずる。
  • 1998年 - 『Number 9』出版。
  • 1999年 - アラップ、計画事業部所長。
  • 2000年 - アラップ、ヨーロッパ部門所長。
  • 2002年 - 『informal』出版。
  • 2002年 - アラップ副会長。アラップ建築部門会長。アラップ内に研究に基礎を置いた実践としてのAGUを創設。
  • 2004年 - アラップ特別研究員。
  • 2004年 - 『informal』で様々な賞を受賞。バニスター・フレッチャー賞。
  • 2004年 - ペンシルベニア大学教授。
  • 2005年 - ペンシルベニア大学に非線形システム機構を創設。
  • 2008年 - 『Element』出版。

構造設計作品

作品名(場所、設計年、意匠設計者名)備考

著作

  • Number 9 (邦訳:飛鳥新社) 1998年
  • informal (邦訳:TOTO出版) 2002年
  • Element 2008年

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