スローカーブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 07:25 UTC 版)
カーブの中でも特に球速が遅く、なおかつ大きく曲がるものを、通常のカーブとは区別してスローカーブ(英: Slow Curve)と称する。速球との球速差・変化量が共に激しく、タイミング・ミートポイントを合わせづらい。 場合によっては速球との球速差が40~50km/h以上にもなり、打者から見ればタイミングを合わせにくい。さらに、上から落ちてくるような軌道でストライクゾーンに入り込んでくるため、非常にミートがしづらい。 直球が速いほど球速差が大きくなって効果的なため、使い手としては金田正一、堀内恒夫、今中慎二、岸孝之などの本格派が多い。 逆に直球の遅い投手が緩急をつける目的で多投することもあり、星野伸之、山本昌、石川雅規などがその典型である。
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スローカーブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 05:08 UTC 版)
スローカーブは1992年に骨折からのリハビリを機に習得している。復帰直後の対阪神戦で和田豊に対してフルカウントからカーブを投げて珍しく和田から見逃し三振を奪い、手応えを掴んだという。人差し指と中指をボールの中心からずらして縫い目にかけ、非常にゆるく握って親指は添える程度にしていた。この状態から手首をひねらず、人差し指と親指の間からすっぽ抜けるような感じで顔の前でリリースして投げたという。ベース上に真上から落とすようなイメージで投げ、内外角の投げ分けも出来ていた。 打者からはストライクゾーンを外れるほど高い軌道から落ちてくるように見える上、ミットに入る前に空回りして止まりそうになるように感じられたという。このためバッターは腰砕けになる事が多く、トーマス・オマリーをはじめ外国人バッターに特に嫌がられた。原辰徳に対して8-9球連続でカーブだけを投げた時には全てファウルになっており、ファウルを打たせるのにもカウントを取るにも有効なボールだった。また反発力がないため打たれても飛ばず、球速が遅いため打者が必ず反応するなど使い勝手が良い球だったという。
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スローカーブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 21:22 UTC 版)
「実況パワフルプロ野球」の記事における「スローカーブ」の解説
カーブより球速が遅い。カーブ系で最も変化量が大きく、一部の作品では、LV6以上で絶好調の状態のときだと敬遠の位置から投げてもストライクが取れてしまう。実況では「緩いカーブ」とも呼ばれる。カーブと同様に『パワプロ2011』以降、リリース直後に少し浮いてから落ちるような軌道を描く。
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