スティープ化、フラット化、逆イールドカーブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 09:25 UTC 版)
「イールドカーブ」の記事における「スティープ化、フラット化、逆イールドカーブ」の解説
多くの場合、短期の金利よりも長期の金利の方が高いので、イールドカーブは右上がりになる。 短期の債券と長期の債券の金利差が大きくなると、傾斜が急になる。これをスティープ化と呼ぶ。 短期の債券と長期の債券の金利差が小さくなると、イールドカーブの傾斜が緩やかになる。これをフラット化と呼ぶ。 また、フラット化が更に進んで、短期の債券より長期の債券の金利が低くなること(長短金利の逆転)がある。この場合のイールドカーブは、右下がりの曲線になる。これを逆イールドと呼ぶ。逆イールドは景気後退の予兆とされており、その発生を金融界や産業界は警戒する。
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