スザンネ・シェアマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/09/03 08:19 UTC 版)
| 人物情報 | |
|---|---|
| 生誕 |  オーストリアウィーン |
| 居住 |  日本 |
| 出身校 | ウィーン応用美術大学美術教育学科 早稲田大学大学院文学研究科 |
| 学問 | |
| 研究分野 | 映画学（日本映画、映画理論） |
| 研究機関 | 明治大学法学部 |
| 学位 | 文学博士 （早稲田大学・1995年） |
スザンネ・シェアマン（ドイツ語: Susanne Schermann）はオーストリア出身の映画研究家。シェアマン・スザンネとも表記される。専門は日本映画史、映画理論 。明治大学法学部専任教授。早稲田大学演劇博物館招聘研究員（2016年4月 - ）[1]。学者としての活動の傍ら、映画『男はつらいよ』シリーズで2度出演するなど役者としての活動もある[2]。
人物
オーストリアのウィーンに生まれ、ウィーン応用美術大学に入学し、同校美術教育学科の修士課程を修了した[3]。その後、パリ・ソロボンヌ大学（パリ第四大学、現在のソロボンヌ大学）在学中に多くの日本映画に触れる機会を得る。1987年に来日し、1995年に早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻博士課程を修了した[3]。
出演
映画
- 男はつらいよ 寅次郎の告白（1991年）- オーストリア人の教師役[4]
- 男はつらいよ お帰り 寅さん（2019年） - イズミの上司（国連難民副高等弁務官）役[2]
テレビ番組
著作
書籍
単著
- 『成瀬巳喜男―日常のきらめき』（キネマ旬報社、1997年12月）ISBN 978-4873762128
共著
- 『ドイツ語を読む』相原剣共著（朝日新聞社、2014年1月）
ISBN 978-4255253770
- 『ドイツ語を読む 改訂版』相原剣共著（朝日新聞社、2023年1月） ISBN 978-4255254173
脚注
- ^ “教員データベース - シェアマン スザンネ | 明治大学”. gyoseki1.mind.meiji.ac.jp. 2025年7月9日閲覧。
- ^ a b “映画の中から難民問題を感じる～副高等弁務官役 スザンネ・シェアマンさん”. UNHCR Japan. 2025年7月9日閲覧。
- ^ a b 『成瀬巳喜男―日常のきらめき』キネマ旬報社、1997年12月14日、著者紹介頁。
- ^ “校友会 映画「東京家族」（１月１９日公開）特別試写会開催”. 明治大学. 2025年7月9日閲覧。
- ^ “旅するドイツ語”. NHKアーカイブス. 日本放送協会. 2025年9月3日閲覧。
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