スクンビオス県とは? わかりやすく解説

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スクンビオス県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/04 05:35 UTC 版)

スクンビオス県

Provincia de Sucumbíos
Provincia de Sucumbíos
位置図
エクアドル
設立 1989年2月11日
県都 ヌエバ・ロハ
面積
 • 合計 18.612 km2
人口
 • 合計 128,995人
 • 都市部
50,198人
等時帯 UTC-5 (ECT)
ISO 3166コード EC-U

スクンビオス県(スクンビオスけん、西: Provincia de Sucumbíos)は、エクアドル北東部の県。県都はヌエバ・ロハ(別名 ラゴ・アグリオ)で、県の最大都市でもある。総面積は1万8612 km2とエクアドルの県のなかで4番目に大きく、そこに1998年時点で14万4774人が暮らす。

地理

北でコロンビアと、南でナポ県オレリャナ県と、西でカルチ県インバブーラ県と、南西でピチンチャ県と、東でペルーとそれぞれ接する。エクアドルの県で唯一、2つの国と境を接する。

西部には東アンデス山脈が聳え、多くの河川が源を発する。県内で最も主要な山は活火山のラベンタドール山。東部はアマゾン盆地となっており、気温が高い。

最も重要な河川はアクアリコ川で、ヌエバ・ロハ近郊を流れ、ペルー国境でナポ川と合流する。コロンビア国境を流れるプトゥマヨ川、南部を流れるコカ川やナポ川なども主要河川である。

歴史

油田が発見されるまで、スクンビオスは原住民のみが住む未開発の地であった。建設から9年後の1979年にヌエバ・ロハはナポ県のラゴ・アグリオ郡の中心都市となった。そして1989年、エクアドル21番目の県として設立された。

経済

県内で最も重要な資源は石油で、経済の面では国内で最も重要な県のひとつとなっている。

隣接する県

郡と都市

スクンビオス県は7つの郡に分けられる[1]

郡名 人口
(2001年国勢調査)
面積(km2 中心都市
カスカレス郡 7,409 1,248 エル・ドラド・デ・カスカレス
クヤベノ郡 6,643 3875 タラポア
ゴンサーロ・ピサロ郡 6,964 2,223 ルンバキ
ラゴ・アグリオ郡 66,788 3,139 ヌエバ・ロハ(ラゴ・アグリオ)
プトゥマヨ郡 6,171 3,559 プエルト・エル・カルメン・デ・プトゥマヨ
ススフィンディ郡 32,184 2,463 ススフィンディ
スクンビオス郡 2,836 1,502 ラ・ボニータ

脚注

  1. ^ Cantons of Ecuador. Statoids.com. Retrieved 4 November 2009.

関連項目





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