ジョウロ塚遺跡の人面把手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 15:01 UTC 版)
「公田ジョウロ塚遺跡」の記事における「ジョウロ塚遺跡の人面把手」の解説
昔遺跡内の畑から、縄文土器の一部分である「人面把手(顔面把手)」が採取された。現在は神奈川県立歴史博物館が展示している。これは高さ約16.5cm・幅約20cm程の人間の頭形をした土器の破片で、首から下が欠けて無い。縄文土器の縁の部分に内側向きに取り付けられた把手だともいわれているが、これが取り付けられていたとすると超大型土器になるので土偶説がある。近年X線透過撮影で科学分析が行われたが結局正体は解らなかった。ただし把手にしても土偶にしても、人間の頭を形作った縄文時代の粘土製品としては日本最大といわれ、貴重な文化遺産である。
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