ジャンボ鶴田とは? わかりやすく解説

ジャンボ鶴田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 14:20 UTC 版)

ジャンボ鶴田(ジャンボつるた、1951年昭和26年〉3月25日 - 2000年平成12年〉5月13日)は、日本プロレスラースポーツ科学研究者。本名及び旧リングネーム:鶴田 友美(つるた ともみ)。


注釈

  1. ^ 2016年時点の取材によると、兄の恒良は山梨市牧丘町でぶどう農園を営んでおり、その農園は『ジャンボ鶴田園』という名称で2022年現在も運営中である。また恒良も身長が190cmの大柄で、弟・友美の196cmと変わらぬ良い体格をしている。
  2. ^ 試合結果の方は、1勝1敗の引き分けという鶴田の健闘ぶりが際立っていた。
  3. ^ これは1973年8月6日に日本テレビのロサンゼルス支局が、テキサス州エルパソへ取材に行ってきた際に報じたことで注目を浴びた
  4. ^ またはミサイルキックである。
  5. ^ 当時、NWAAWAWWFの世界ヘビー級王座が世界三大王座と言われていた。
  6. ^ 翌年鶴田はAWA世界王者に就いたが、テーズに本当に100万ドルを払ったかどうかは不明である。なお、当時のレートで100万ドルは2億円以上になる[要出典]
  7. ^ 1981年の1-2での敗北、1982年のダブルフォールでの引き分け(この時の試合は一本勝負)。
  8. ^ 後のAWA王座を奪取するまでの間「鶴田が世界に一番近づいた日」と呼ばれていた[要出典]
  9. ^ 三本勝負の場合は、2本共にピンフォール勝ち、ノックアウト勝ちもしくはギブアップ勝ちでないと王座は移動しない。
  10. ^ 1978年の三本勝負で鶴田の2-1だが3本目が反則勝ちで、1980年一本勝負で鶴田の反則勝ち、1982年一本勝負で両者リングアウト、3試合ともニックの防衛である。
  11. ^ だが、ニックも鶴田の腕を徹底的に攻めるなど、鶴田に主導権を取らさせず追い詰める試合巧者ぶりを発揮し、それまでの反則やリングアウトで勝利するダーティーなレスラーというイメージを払拭している。
  12. ^ 天龍と阿修羅・原のタッグネーム。
  13. ^ この試合後に、勝った三沢はリング上で倒れ込んだままになっており、敗れた鶴田はレフェリーに抗議している。
  14. ^ この段階で川田を戦意喪失にさせてしまっており、既に半失神状態に追い込んでいるものの、鶴田の怒りは収まらずに無理矢理起こして次の攻撃を続けている。
  15. ^ 鶴田が三沢を呼ぶ際の愛称であった。
  16. ^ これは、馬場やドリーのバックドロップと同じ形である。
  17. ^ 現在で言うところの投げっぱなしのスタイル。
  18. ^ 渕正信蝶野正洋が使用しているタイプ。
  19. ^ 第8回チャンピオン・カーニバルの決勝で仕掛けられたディック・スレーターが首を負傷してしまったのは有名。
  20. ^ カール・ゴッチは『私は彼(鶴田)が騒がれる前からサルト(フロント)を使用していた』と主張しているが、ゴッチが試合でフロントを使用したという記録は少なくとも現時点では存在していない。
  21. ^ ダイビング・ニー・アタックとも呼ばれた。
  22. ^ 実況では三十文キックとも呼ばれた。
  23. ^ 明石家さんまがメインのトーク番組であった「さんまのまんま」などにもゲスト出演していた。
  24. ^ 全日本プロレスの他の選手は、前日に興行が行われた愛知県田原町からバスで大阪入りしていた。

出典

  1. ^ 特別対談 ジャンボ鶴田-早川武彦 対談者略歴
  2. ^ 『G SPIRITS Vol.42』(辰巳出版・ISBN 9784777818129)p.40
  3. ^ 『全日本プロレス中継スペシャル』「ジャンボ鶴田と5人のライバル」
  4. ^ a b c 『G SPIRITS Vol.42』(辰巳出版・ISBN 9784777818129)p.41
  5. ^ a b 『G SPIRITS Vol.42』(辰巳出版・ISBN 9784777818129)p.42
  6. ^ 『ジャンボ鶴田の受験は格闘技だ』(ごま書房,1996年) ISBN 4-341-01747-0
  7. ^ ミルホンネット「ある極悪レスラーの懺悔」より。
  8. ^ 『G SPIRITS Vol.42』(辰巳出版・ISBN 9784777818129)p.7
  9. ^ 後の運動部長となる人物である。
  10. ^ a b 『G SPIRITS Vol.42』(辰巳出版・ISBN 9784777818129)p.32
  11. ^ a b c d 週刊ゴング別冊号 ジャンボ鶴田追悼号(2000年、日本スポーツ出版社
  12. ^ a b c ジャンボ鶴田・編 久堂一・著『熱き若武者の叫び―ジャンボ鶴田“青春マインド”』 (笠倉出版、1983年)ISBN 4905587743
  13. ^ The Records of NWA World Heavyweight Championship Matches 1973”. Wrestling-Titles.com. 2014年12月29日閲覧。
  14. ^ Show at Amarillo:Thursday, 1973/08/09”. Wrestlingdata.com. 2014年12月29日閲覧。
  15. ^ PNW at Portland:Saturday, 1974/03/23”. Wrestlingdata.com. 2014年12月29日閲覧。
  16. ^ GCW at Atlanta:Friday, 1974/03/29”. Wrestlingdata.com. 2014年12月29日閲覧。
  17. ^ Madison Square Garden - The 70s”. The History of WWE. 2014年12月29日閲覧。
  18. ^ CWF at Tampa:Tuesday, 1974/04/02”. Wrestlingdata.com. 2014年12月29日閲覧。
  19. ^ MACW at Greensboro:Thursday, 1974/04/04”. Wrestlingdata.com. 2014年12月29日閲覧。
  20. ^ 『Gスピリッツ Vol.34』P67(2014年、辰巳出版ISBN 4777814165
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  23. ^ 通算64回目!リック・フレアーがご機嫌来日
  24. ^ プロレス選手権変遷史
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  29. ^ 長州力×高田延彦トークショー 2[リンク切れ]
  30. ^ The Records of NWA World Heavyweight Championship Matches 1985”. Wrestling-Titles.com. 2017年2月14日閲覧。
  31. ^ The Records of NWA World Heavyweight Championship Matches 1987”. Wrestling-Titles.com. 2017年2月14日閲覧。
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  36. ^ 修士論文WEBアーカイブ
  37. ^ 鶴田保子著 『つぅさん、またね。:ジャンボ鶴田を支えた家族の記録』(ベースボール・マガジン社、2000年)ISBN 4-583-03595-0
  38. ^ 桐蔭横浜大学 - ポロニア No. 73:平成12年5月20日”. 2005年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月14日閲覧。
  39. ^ ジャンボ鶴田基金 - ウェイバックマシン(2014年2月19日アーカイブ分)
  40. ^ 皮肉にも三沢は、9年後の同日に広島市にて、試合中の事故による頚椎離断で急逝した
  41. ^ ジャンボ鶴田 - オリコンTV出演情報
  42. ^ 「ジャンボ鶴田、家族の絆と衝撃死の真相」[1] 日本テレビ『知ってるつもり?!』
  43. ^ ジャンボ鶴田さん米殿堂入り
  44. ^ 原監督がジャンボ鶴田さん「殿堂入り」祝福「すごいね」
  45. ^ ジャンボ鶴田さん追善興行に天龍源一郎ら集結「日本のプロレスの発展のために天国から見守って」”. 日刊スポーツ. 2022年6月1日閲覧。
  46. ^ J鶴田追善興行は超満員札止め1588人!川田利明「いまだに最強はジャンボ鶴田」”. デイリースポーツ. 2022年6月1日閲覧。
  47. ^ 日本体育協会編『日本アマチュアスポーツ年鑑 1972年版』(帝国地方行政学会, 1972年)
  48. ^ 各年度優勝選手と日本代表選手成績(フリースタイル) 日本レスリング協会
  49. ^ 各年度優勝選手と日本代表選手成績(グレコローマン) 日本レスリング協会
  50. ^ 五輪日本代表選手 全成績(男女) 日本レスリング協会
  51. ^ 月刊ビッグレスラー 1982年10月号・P157 ジャイアント馬場のコメントより(立風書房
  52. ^ a b 月刊デラックス・プロレス 1982年11月号・60P『マイ・フェバリット・ホールド』
  53. ^ Gスピリッツ Vol.10(タツミムック) 19ページ
  54. ^ 『週刊プロレスSPECIAL 日本プロレス事件史vol.8』P3 - P6(2015年、ベースボール・マガジン社)ISBN 978-4-583-62269-9
  55. ^ 飛行機嫌いのジャンボ鶴田が飛行機移動…阪神淡路大震災2日後に開催された全日本プロレス大阪大会の舞台裏2【週刊プロレス歴史街道・大阪編】ベースボール・マガジン社 2024年1月24日
  56. ^ a b c 『船出―三沢光晴自伝』
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  58. ^ 『伝説になった男 三沢光晴という人』p.131-132
  59. ^ 『G SPIRITS Vol.42』(辰巳出版・ISBN 9784777818129)p.25-26
  60. ^ 「おれは鶴田さんが好きだった」涙のカリスマ・大仁田厚。その波乱万丈なレスラー人生【レスラーめし】 メシ通 2019-01-16(2020年1月6日閲覧)
  61. ^ 天龍さんが語る“勝負メシ” 大横綱・大鵬の大好物をこっそり盗み食い!そのお味は?(3/4ページ) AERAdot. 2023/06/11 07:00 (2023年6月11日閲覧)
  62. ^ 【レスラーめし】ファンを熱狂させた「四天王プロレス」田上明 壮絶な闘病体験とステーキ屋の話【鶴田と天龍】 メシ通 2020-07-21 (2020年8月10日閲覧)
  63. ^ 小佐野景浩『至高の三冠王者 三沢光晴』(2022年・ワニブックス・ISBN 9784847071355)p113
  64. ^ 『G SPIRITS Vol.42』(辰巳出版・ISBN 9784777818129)p.16
  65. ^ 『永遠の最強王者 ジャンボ鶴田』(ワニブックス・ISBN 9784847099199
  66. ^ Olympics at Sports-Reference.com Tomomi Tsuruta Height:6'4" (194 cm)[リンク切れ]Archived 2020年4月17日, at the Wayback Machine.
  67. ^ Olympics at Sports-Reference.com Yorihide Isogai Height:5'11" (181 cm)[リンク切れ]Archived 2020年4月17日, at the Wayback Machine.


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