ジャンニ・アニェッリ_(会社)とは? わかりやすく解説

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ジャンニ・アニェッリ (会社)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/24 20:06 UTC 版)

ジャンニ・アニェッリ
Giovanni Agnelli e C. S.a.p.az.
種類 非公開株式会社(同族経営
略称 S.a.p.az.[1]
本社所在地 イタリアトリノ
設立 1984年11月22日 (38年前) (1984-11-22)
Giovanni Agnelli S.r.l. として
業種 金融
事業内容 資産運用投資持株会社
代表者 ジョン・エルカーン会長
アンドレア・アニェッリ(共同所有者)
純利益 1億500万ユーロ(2014年)
所有者 アニェッリ家ナージ家
主要子会社 エクソール
関係する人物 ジャンニ・アニェッリ創設者
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ジャンニ・アニェッリイタリア語: Giovanni Agnelli e C. S.a.p.az.)は、フィアット創業家のアニェッリ家と縁戚であるナージ家の共同資産管理会社として設立された投資持株会社。創業以来イタリアトリノに本部を置いたが2016年にオランダアムステルダムに移転。(但し実務上の本部は現在もトリノ)

歴史

1984年、フィアット創業者の孫で当時会長だったジャンニ・アニェッリはフィアットを支配する投資持株会社Istituto Finanziario Industriale S.p.A.(IFI)の過半数を取得するためにGiovanni Agnelli S.r.l.(有限会社)を設立。同社はIFI(後のエクソール)の株式70%を取得し以降同社を家族の投資持株会社とした[2]

1987年に株式合資会社(S.a.p.az.)に移行、2003年に設立以来会長を務めていたジャンニ・アニェッリが死去すると末弟のウンベルト・アニェッリが会長に就任したが翌2004年に死去、以降アニェッリ家の側近であるジャンルイジ・ガベッティが会長を務めた。

2008年5月、ジャンニ・アニェッリの長女の長男で当時フィアット副社長であったジョン・エルカーンがガベッティから会長の座を引き継いだ[3]。同年12月、IFIが同じく一族が所有する投資会社IFILを吸収合併することが決議され、社名をエクソールへと変更。

株式保有者

同社の株式は以下の者たちによって保有されており、その総数は100人を超える[4][5]

主な所有株式

取締役会

同社の8人の取締役の内6人はアニェッリ家とナージ家のメンバーとその代理人よって構成されている[4]

脚注

関連項目


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