ジャイルズ・ファーナビーとは? わかりやすく解説

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ジャイルズ・ファーナビー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/21 06:14 UTC 版)

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ジャイルズ・ファーナビーGiles Farnaby, 1560年 コーンウォール地方トゥルーロ - 1640年11月 ロンドン)は、16世紀末から17世紀前半に活動したイングランドの作曲家。父トマスは学者で学校教師であった。ヴァージナル職人だった従兄弟ニコラスの手引きで音楽に開眼する。1592年オックスフォード大学で音楽学士号を取得。

ファーナビーの作品はヴァージナルのためのものが有名であり、とりわけ曲集《フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック》に収録された52の小品が名高い。ヴァージナル曲以外では、マドリガルカンツォネッタ詩篇がある。

ヴァージナル・ブックに収録された作品のうち、以下の6曲がフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルエルガー・ハワースによって金管五重奏用組曲 "Fancies, Toyes, and Dreams"(『空想・おもちゃ・夢』)として編曲されている。[1]

  • The Old Spagnoletta(古いスパニオレッタ)
  • His Rest(休息)
  • Tell mee Daphne(話してダフネ)
  • A Toye(おもちゃ)
  • His Dreame(夢)
  • The New Sa-hoo(新しいサフー)

息子リチャードも作曲家として4曲を遺した。

脚注

  1. ^ Giles Farnaby”. 曽我部清典 (1998年12月25日). 2018年3月21日閲覧。

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