ジェイミー・ジョージ

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ジェイミー・ジョージ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/03/10 02:56 UTC 版)

ジェイミー・ジョージ

生年月日	(1990-10-20) 1990年10月20日（34歳）
出身地	イングランド ハートフォードシャー州ウェリン・ガーデン・シティ
身長	1.78 m (5 ft 10 in)
体重	111 kg (17 st 7 lb)
ラグビーユニオンでの経歴
ポジション フッカー 在籍チーム サラセンズ シニア経歴 年 チーム 出場 (得点) 2009- サラセンズ 302 (280) 更新日:  2025年1月19日 代表 年 チーム 出場 (得点) 2008 U18イングランド代表 4 (15) 2009-2010 U20イングランド代表 20 (5) 2015- イングランド代表 100 (75) 2017 B&I ライオンズ 3 (0) 更新日:  2025年3月9日

ジェイミー・ジョージ（Jamie George、1990年10月20日 - ）は、プレミアシップのサラセンズに所属するラグビーユニオン選手。

プロフィール

• 2025年3月9日、イングランド代表7人目となる100キャップを獲得^[1][2]。
• ラグビーワールドカップ2015・ラグビーワールドカップ2019・ラグビーワールドカップ2023に出場した^[3][4]。

略歴

2009年、サラセンズに加入^[5]。同年11月、アングロ・ウェルシュ・カップのノーサンプトン・セインツ戦でプロクラブデビューを果たした^[6]。

同じく2009年、IRBジュニア世界選手権（現・ワールドラグビーU20チャンピオンシップ）にU20イングランド代表として先発出場し、準優勝^[7][8]。

2010年のU20シックス・ネイションズ・チャンピオンシップに出場し、ウェールズ戦でトライを決めた^[9]。

2015年8月22日、フランスとのワールドカップ前哨戦でイングランド代表初キャップを獲得^[10][11]。ラグビーワールドカップ2015にも出場した^[12]。

2016年1月、エディー・ジョーンズがヘッドコーチを務めるイングランド代表で、2016年シックス・ネイションズ・チャンピオンシップに出場^[13]。オーストラリア遠征では、代表として初のトライを決めた^[14]。

2017年、ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズに選出され、6試合（うちテストマッチ3試合）に出場した^[15][16]。

ラグビーワールドカップ2019のノックアウトステージでは、3試合すべてに先発出場した。

2020年10月31日、代表50キャップを獲得^[17]。

2021年、ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズに再び選出され、3試合出場した（いずれもテストマッチ非対象）^[18][19][20]。

ラグビーワールドカップ2023では、準々決勝・準決勝を含め、全試合に出場した^[21][22][23]。

2024年のシックス・ネイションズを前に、オーウェン・ファレルに代わりイングランド代表のキャプテンに任命された^[24]。

2024年11月、オータム・ネイションズ・シリーズの日本戦でもキャプテンを務め、2トライを決めた^[25][26]。

2025年3月9日、シックス・ネイションズのイタリア戦に出場し、イングランド代表7人目となる100キャップを獲得した^[1]。

出典

1. ^ ^{a b} 編集ラグリパ編集部 (2025年3月9日). “【シックス・ネーションズ】イングランドが優勝への望みをつなぐ快勝。後半の連続トライでイタリアを引き離す。 - ラグビーリパブリック”. 2025年3月10日閲覧。
2. ^ “England rugby's centurions: Which men's players have won 100 caps?” (英語). ESPN.com (2025年3月6日). 2025年3月10日閲覧。
3. ^ イングランドがW杯メンバー発表！　負傷のノーウェル選出。ブラウンなど落選、前主将も涙… . ラグビー共和国（2019年8月13日）. 2020年3月24日閲覧。
4. ^ 【W杯・日本の対戦国】イングランドは1400キャップ超の強力布陣、復活のBヴニポラも選出 . ラグビー共和国（2023年8月8日）. 2023年8月14日閲覧。
5. ^ Jamie George extends Saracens contract to 2021 in wake of impressive showing on Lions tour . (2017年10月12日). 2020年3月24日閲覧。
6. ^ “George set for first Saracens start” (英語). Watford Observer (2010年11月5日). 2025年3月10日閲覧。
7. ^ “New Zealand retain title in running display | Live Rugby News | ESPN Scrum”. web.archive.org (2021年10月29日). 2025年3月10日閲覧。
8. ^ World Rugby confirms scrum law amendment . ワールドラグビー（2019年7月15日）. 2020年3月24日閲覧。
9. ^ Blanche, Phil (2010年2月6日). “Wales youngsters fall to English power” (英語). Wales Online. 2025年3月10日閲覧。
10. ^ “France vs England: Late two-try flurry cannot hide English faults” (英語). The Independent (2015年8月22日). 2025年3月10日閲覧。
11. ^ “Former Southend loanee Jamie George selected in England squad for Rugby World Cup” (英語). Echo (2015年8月28日). 2025年3月10日閲覧。
12. ^ “Who's in England's Rugby World Cup squad?” (英語). BBC Newsround. (2015年8月27日). https://www.bbc.co.uk/newsround/34076390 2025年3月10日閲覧。 
13. ^ “Six Nations 2016: Josh Beaumont in new-look England squad” (英語). BBC Sport. (2016年1月13日). https://www.bbc.com/sport/rugby-union/35302456 2025年3月10日閲覧。 
14. ^ “Six Nations 2016: Scotland lose 15-9 to Jones' England” (英語). BBC Sport. (2016年2月4日). https://www.bbc.co.uk/sport/rugby-union/35498062 2025年3月10日閲覧。 
15. ^ “British and Irish Lions 2017: Sam Warburton captain, Dylan Hartley out” (英語). BBC Sport. (2017年4月19日). https://www.bbc.co.uk/sport/rugby-union/39639299 2025年3月10日閲覧。 
16. ^ “British and Irish Lions power to win against the Maori All Blacks” (英語). BBC Sport. (2017年6月16日). https://www.bbc.com/sport/rugby-union/40299129 2025年3月10日閲覧。 
17. ^ “Italy 5-34 England: Visitors' victory proves enough to win Six Nations title” (英語). BBC Sport. (2020年10月31日). https://www.bbc.com/sport/rugby-union/54763235 2025年3月10日閲覧。 
18. ^ “British and Irish Lions 2021: Sam Simmonds in 37-man squad but Billy Vunipola misses out” (英語). BBC Sport. (2021年5月6日). https://www.bbc.com/sport/rugby-union/57007546 2025年3月10日閲覧。 
19. ^ “British & Irish Lions 28-10 Japan: Alun Wyn Jones injury mars routine warm-up win” (英語). BBC Sport. (2021年6月26日). https://www.bbc.com/sport/rugby-union/57623538 2025年3月10日閲覧。 
20. ^ Mairs, Gavin (2021年11月3日). “Making Jamie George angry could prove an Eddie Jones masterstroke” (英語). The Telegraph. ISSN 0307-1235. https://www.telegraph.co.uk/rugby-union/2021/11/03/making-jamie-george-angry-could-prove-eddie-jones-masterstroke/ 2025年3月10日閲覧。 
21. ^ “England 30-24 Fiji: Owen Farrell's boot seals Rugby World Cup semi-final spot” (英語). BBC Sport. (2023年10月15日). https://www.bbc.co.uk/sport/rugby-union/67115985 2025年3月10日閲覧。 
22. ^ “England 15-16 South Africa: Springboks fightback settles World Cup semi-final” (英語). BBC Sport. (2023年10月21日). https://www.bbc.com/sport/rugby-union/67182592 2025年3月10日閲覧。 
23. ^ “Argentina 23-26 England: England overcome Pumas to win Rugby World Cup bronze-medal match” (英語). BBC Sport. (2023年10月27日). https://www.bbc.com/sport/rugby-union/67242541 2025年3月10日閲覧。 
24. ^ Meagher, Gerard (2024年1月27日). “From social secretary to captain: Jamie George ticks all England’s boxes” (英語). The Observer. ISSN 0029-7712. https://www.theguardian.com/sport/2024/jan/27/jamie-george-england-captain-six-nations-rugby 2025年3月10日閲覧。 
25. ^ “Autumn Nations Series LIVE: England v Japan - score & live text” (英語). BBC Sport. 2025年3月10日閲覧。
26. ^ Meagher, Gerard (2024年10月30日). “I want to win like Martin Johnson and not just rack up caps, says Maro Itoje” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077. https://www.theguardian.com/sport/2024/oct/30/maro-itoje-martin-johnson-england-rugby-union-caps 2025年3月10日閲覧。 

関連項目

• U-20ラグビーイングランド代表
• ラグビーイングランド代表
• ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズ
• サラセンズ

外部リンク

• Saracens Jamie George
• ジェイミー・ジョージ (@J_George2) - X（旧Twitter）
• ジェイミー・ジョージ (@jamiegeorge2) - Instagram
• Ultimate Jamie George
• Jamie George Rugby Union

表 話 編 歴 イングランド代表 - ラグビーワールドカップ2015
フォワード	キーラン・ブルックス ダン・コール ニック・イースター (B. ヴニポラから置き換え) ジェイミー・ジョージ ジェームス・ハスケル ジョージ・クルーズ ジョー・ローンチブリー コートニー・ローズ ジョー・マーラー ベン・モーガン ジェフ・パーリング クリス・ロブシャー ビリー・ヴニポラ (故障の為離脱) マコ・ヴニポラ ロブ・ウェバー デビッド・ウィルソン トム・ウッド トム・ヤングス
バックス	ブラッド・バリット マイク・ブラウン サム・バージェス ダニー・ケア オーウェン・ファレル ジョージ・フォード アレックス・グッド ジョナサン・ジョセフ ジョニー・メイ ジャック・ノーウェル ヘンリー・スレイド アンソニー・ワトソン リチャード・ウィグルスワース ベン・ヤングス
コーチ	ヘッドコーチ: スチュアート・ランカスター

表 話 編 歴 イングランド代表 - ラグビーワールドカップ2019 準優勝
フォワード	ダン・コール ルーク・カウワン＝ディッキー トム・カリー エリス・ゲンジ ジェイミー・ジョージ マロ・イトジェ ジョージ・クルーズ ジョー・ローンチブリー コートニー・ローズ ルイス・ラドラム ジョー・マーラー カイル・シンクラー ジャック・シングルトン サム・アンダーヒル ビリー・ヴニポラ マコ・ヴニポラ マーク・ウィルソン
バックス	ジョー・ゾカナシンガ エリオット・デイリー オーウェン・ファレル ジョージ・フォード ピアース・フランシス ウィリー・ハインツ ジョナサン・ジョセフ ジョニー・メイ ルーリー・マコノキー ジャック・ノーウェル ヘンリー・スレイド マヌ・トゥイランギ アンソニー・ワトソン ベン・ヤングス ベン・スペンサー (injury replacement)
コーチ	ヘッドコーチ: エディー・ジョーンズ

表 話 編 歴 イングランド代表 - ラグビーワールドカップ2023 3位
フォワード	オリー・チェサム ダン・コール トム・カリー セオ・ダン ベン・アール エリス・ゲンジ ジェイミー・ジョージ マロ・イトジェ コートニー・ローズ ルイス・ラドラム ジョー・マーラー ジョージ・マーティン デイヴィッド・リバンズ ベヴァン・ロッド カイル・シンクラー ウィル・スチュアート サム・アンダーヒル ビリー・ヴニポラ ジャック・ウォーカー ジャック・ウィリス
バックス	ヘンリー・アランデル ダニー・ケア エリオット・デイリー オーウェン・ファレル ジョージ・フォード オリー・ローレンス マックス・マリンズ ジョー・マーチャント ジョニー・メイ アレックス・ミッチェル マーカス・スミス フレディ・スチュワード マヌ・トゥイランギ ベン・ヤングス
コーチ	ヘッドコーチ: スティーブ・ボーズウィック