ジェイミー・コリンズ (アメリカンフットボール)とは? わかりやすく解説

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ジェイミー・コリンズ (アメリカンフットボール)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/10 09:15 UTC 版)

ジェイミー・コリンズ
Jamie Collins
デトロイト・ライオンズ時代(2020年)
基本情報
ポジション ラインバッカー
生年月日 (1989-10-20) 1989年10月20日(34歳)
出身地 アメリカ合衆国
ミシシッピ州マコールクリーク
身長: 6' 3" =約190.5cm
体重: 250 lb =約113.4kg
経歴
大学 南ミシシッピ大学
NFLドラフト 2013年 / 2巡目全体52位
初出場年 2013年
初出場チーム ニューイングランド・ペイトリオッツ
所属歴
2013-2016 ニューイングランド・ペイトリオッツ
2016-2018 クリーブランド・ブラウンズ
2019 ニューイングランド・ペイトリオッツ
2020-2021 デトロイト・ライオンズ
2021-2022 ニューイングランド・ペイトリオッツ
受賞歴・記録
スーパーボウル制覇(1回)
第49回(2014年)
プロボウル選出(1回)
2015
NFL 通算成績
タックル 708
サック 26.5
インターセプト 12
ファンブルフォース 19
タッチダウン 1
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

ジェイミー・リー・コリンズ・シニアJamie Lee Collins, Sr.、1989年10月20日 - )は、アメリカ合衆国ミシシッピ州マコールクリーク出身の元アメリカンフットボール選手。現役時代のポジションはラインバッカー (LB) 。南ミシシッピ大学出身。

プロ以前

ミシシッピ州フランクリン郡生まれ。フランクリン郡ハイスクールでアメリカンフットボールクラブに所属し、また陸上部にも所属していた。

大学時代

南ミシシッピ大学に入学し、2009年から2012年まで南ミシシッピ大学イーグルズでプレイした。大学時代のポジションはDB、DE、LB。大学時代を通して314タックル、21サック、3インターセプト、3タッチダウンを記録した。

プロ時代

2013年、ドラフト2巡目でニューイングランド・ペイトリオッツからの指名を受けた(全体52番目)。

ニューイングランド・ペイトリオッツ(第1次)

ニューイングランド時代(第1次)のコリンズ(2013年ポスト・シーズン)

2013シーズン

2013年シーズン当初はディフェンスとしてそれほど活躍せず、主にスペシャルチームでプレイした。2014年1月11日に行われたNFLプレイオフ(インディアナポリス・コルツ戦)で、6タックル、1サック、1インターセプトを記録した。

2014シーズン

2014年シーズンは飛躍の年となった。レギュラーシーズンは15試合で先発し、116タックル、4.0サック、2インターセプト、4ファンブルフォースを記録した。ペイトリオッツの一員として第49回スーパーボウルで優勝を経験した。

2015シーズン

第2週のバッファロー・ビルズ戦でキャリアベストの2.5サックをあげた。10月18日のインディアナポリス・コルツ戦ではアダム・ビナティエリのエクストラポイントをブロックした。翌週のニューヨーク・ジェッツ戦では12タックル、1サックをあげた。第9週から第12週までの4試合を病気のため欠場した。12月4日に病気から復帰した。12月22日、コリンズは初めてプロボウルに選出された[1]。アウトサイドラインバッカーとして8票を得て4位で選出され、インサイドラインバッカーとしても2票を獲得した[2]

2016シーズン

マット・パトリシア守備コーディネーターからはジョナサン・フリーニーとともに先発アウトサイドラインバッカーに指名された。第3週のヒューストン・テキサンズ戦では14タックル、1パスディフレクション、1インターセプトの活躍を見せた。臀部の負傷のため、第6週のシンシナティ・ベンガルズ戦でインアクティブとなった。

クリーブランド・ブラウンズ

クリーブランド・ブラウンズ時代(2018年)

2016年10月31日、コリンズはトレードでクリーブランド・ブラウンズに移籍した[3]。オフに4年契約を結んだ[4]

2017年シーズンは怪我の影響により6試合の出場に留まったが、2018年シーズンは全16試合に出場し、タックル104回・サック4回を記録した。

2019年3月6日に、ブラウンズよりリリースされた[5]

ニューイングランド・ペイトリオッツ(第2次)

2019年5月15日に、ペイトリオッツと契約し、古巣復帰となった[6]。第2週のマイアミ・ドルフィンズ戦ではキャリア初のタッチダウンを挙げた。このシーズンは16試合に出場し、キャリアハイとなるインターセプト3回に加え、サック7回を記録した。

デトロイト・ライオンズ 

2020年3月16日にデトロイト・ライオンズと3年3000万ドルで契約した[7]。9月13日のシカゴ・ベアーズ戦ではヘルメットでレフェリーの胸を小突き、退場処分となった[8]。このシーズンは14試合に出場したが、翌2021年は若手起用のチーム方針からトレード放出が検討され[9]、9月28日にチームからリリースされた[10]

ニューイングランド・ペイトリオッツ(第3次)

2021年10月6日に古巣・ペイトリオッツと契約した[11]。第5週のヒューストン・テキサンズ戦で移籍後初出場を果たすと、この試合でデービス・ミルズをサックした[12]。 11月13日に故障者リスト入りし、12月6日にアクティブロースターに復帰した。

2022年10月3日にペイトリオッツと再契約を結び、プラクティススクワッド入りした[13]

2023年10月6日に現役引退を表明した[14]

脚注

  1. ^ 2016 Pro Bowl roster” (2015年12月22日). 2023年1月11日閲覧。
  2. ^ 2015 All-Pro Team Voting”. San Francisco Chronicle. 2016年1月8日閲覧。
  3. ^ Patriots trade Jamie Collins to Browns”. nfl.com. NFL Enterprises LLC. 31 October 2016閲覧。
  4. ^ “ブラウンズ、OLBコリンズが4年の大型契約に合意”. NFL JAPAN. (2017年1月24日). https://nfljapan.com/headlines/15484 2023年1月10日閲覧。 
  5. ^ “ブラウンズがOLBコリンズを放出”. NFL JAPAN. (2019年3月7日). https://nfljapan.com/headlines/39946 2023年1月10日閲覧。 
  6. ^ “LBコリンズが古巣ペイトリオッツに復帰へ”. NFL JAPAN. (2019年5月16日). https://nfljapan.com/headlines/41167 2023年1月10日閲覧。 
  7. ^ Williams, Charean (March 16, 2020). “Lions reach agreement with Jamie Collins”. Pro Football Talk. NBC Sports. 2020年5月30日閲覧。
  8. ^ “ライオンズLBコリンズがレフェリーへの接触で退場”. NFL JAPAN. (2020年9月13日). https://nfljapan.com/headlines/55750 2023年1月10日閲覧。 
  9. ^ “LBコリンズのトレードを模索していると認めたライオンズHCキャンベル”. NFL JAPAN. (2021年9月24日). https://nfljapan.com/headlines/68213 2023年1月10日閲覧。 
  10. ^ “ライオンズがLBジェイミー・コリンズを放出、トレードはまとまらず”. NFL JAPAN. (2021年9月28日). https://nfljapan.com/headlines/685183 2023年1月10日閲覧。 
  11. ^ “FAのLBコリンズがペイトリオッツと契約合意、3度目の加入へ”. NFL JAPAN. (2021年10月6日). https://nfljapan.com/headlines/68813 2023年1月10日閲覧。 
  12. ^ Patriots vs. Texans - Box Score - October 10, 2021 - ESPN” (英語). ESPN.com. 2023年1月10日閲覧。
  13. ^ Together again: LB Collins joins Pats for 4th stint” (英語). ESPN.com (2022年10月3日). 2023年1月10日閲覧。
  14. ^ “元ペイトリオッツのLBでスーパーボウル制覇を経験のジェイミー・コリンズが引退表明”. NFL JAPAN. (2023年10月7日). https://nfljapan.com/headlines/93139 2023年11月9日閲覧。 

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