シンゴルへの弁明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/19 02:52 UTC 版)
モルゴスはノルドールと灰色エルフとを分断するため、ヴァリノールにおけるノルドールの所業を、虚言でもってより醜いものにして広めた。キーアダンは噂を耳にしその真偽を疑ったが、シンゴルに使者を送りこれを伝えた。シンゴルは怒り、フィンロドを問い詰めたが、かれはこれに答えなかった。ノルドールの王子たちを告発することを避けたかったのである。しかしアングロドはカランシアの暴言を思い出し、フェアノールとその息子たちの所業を告発した。そのためシンゴルは全シンダールがノルドールの言葉クウェンヤを話すことを禁じた。ノルドールでさえも普段はシンダール語で話すようになり、クウェンヤはノルドールの公子たちの間でだけ話されるようになった。
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