シミュレーションウォーゲーム_川中島の合戦とは? わかりやすく解説

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シミュレーションウォーゲーム 川中島の合戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/03 08:37 UTC 版)

シミュレーションウォーゲーム 川中島の合戦(シミュレーションウォーゲーム かわなかじまのかっせん)は、1981年10月に光栄(現・コーエーテクモゲームス)から発売されたシミュレーションゲーム。その名の通り川中島の戦いを題材としている。

オリジナルはベーシックマスターレベル3(日立製作所)向けに開発され、その後PC-8800シリーズNEC)やFM-7シリーズ(富士通)、MZ-80Bシャープ)などに移植された[1]

概要

このソフトが発売された時点での光栄は染料薬品の販売会社であり、ゲームソフトは社内の部門であったのだが、このソフトは当時の光栄の本業を圧倒するほどの売上をもたらした。それからの光栄の快進撃は続き、ゲーム制作会社として大きく成長して行く。このような光栄のサクセスストーリーの第一歩の作品であった[2]

当時はスペースインベーダーパックマン平安京エイリアンなどのアクション性が高いゲームが流行っていたのに対し、落ち着いて楽しめる戦略性の高い将棋のようなゲームを作りたいという気持ちから開発されていた[3]

内容はプレイヤーは武田信玄となり、川中島で上杉謙信が率いる本体を壊滅させるというもの。20日以内に上杉謙信の部隊を発見して壊滅させると勝利となる。数字を入力するということで命令して行動させるというシステムであった[4]

信長の野望シリーズの始まりとなる作品であった。当時はパソコンゲームは限られた人が遊べるものであったが1万本が売れていた。このソフトの発売日にちなんで10月26日は歴史シミュレーションゲームの日となった[5]

リメイク版も制作され2017年よりダウンロード販売されている[6]

脚注




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