ザルダーリー政権(2008年~2012年)
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「ワジリスタン紛争」の記事における「ザルダーリー政権(2008年~2012年)」の解説
2008年8月18日、ムシャラフ大統領は退陣し、ブットーの夫であったアースィフ・アリー・ザルダーリーが新大統領となった。大統領交代後、アメリカ軍は連邦直轄地域での攻撃を強化した。9月23日、アルカーイダがイスラーマーバードのマリオットホテルを攻撃し、多数の死傷者が出た(イスラマバード・マリオット・ホテル爆破テロ事件)。このテロ攻撃への報復としてパキスタン軍とアメリカ軍は共同してバージャウル管区を攻撃し、1000人以上の武装勢力を殺害した。10月頃から過激派勢力はアフガニスタンに向かうNATOや国際連合世界食糧計画の輸送隊を攻撃し始めた。国境地帯の要所であるカイバル峠は激しい戦いの場となった。
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