サーストン‐とう〔‐タウ〕【サーストン島】
サーストン島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/18 05:32 UTC 版)
サーストン島 | |
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サーストン島の衛星画像
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座標 | 南緯72度06分00秒 西経99度00分00秒 |
面積 | 15,700 km² |
所在海域 | 南極海 |
サーストン島(英語: Thurston Island)は、南極大陸西部(西南極)のエルスワースランド北西沖にある、氷に覆われた島。
面積は 15,700 km2 で、南極大陸近傍ではアレクサンダー島、バークナー島に次いで3番目に大きな島である。
地理
エルスワースランドの北西端に位置する。東西に長い島で、長さ215 km、幅90 km。大陸とを隔てるピーコック海峡 (Peacock Sound) は、アボット棚氷 (Abbot Ice Shelf) で覆われている。島の西端のケープ・フライング・フィッシュ (Cape Flying Fish) (西経102度20分)より西の海はアムンゼン海と呼ばれる。
歴史
1940年2月27日、リチャード・バードが飛行機から発見した。サーストン島の名は、探検のスポンサーであり、探検隊のために防風素材"Byrd Cloth"を開発したニューヨークの織物業者 W. Harris Thurston にちなんで名づけられた。
当初は半島と考えられ、海図にもそのように示されていた。島であることが確認されたのは1960年のことである。
固有名詞の分類
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