サン=トゥアン=ロモヌとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > サン=トゥアン=ロモヌの意味・解説 

サン=トゥアン=ロモヌ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/26 04:04 UTC 版)

Saint-Ouen-l'Aumône
行政
フランス
地域圏 (Région) イル=ド=フランス地域圏
(département) ヴァル=ドワーズ県
(arrondissement) ポントワーズ郡
小郡 (canton) 小郡庁所在地
INSEEコード 95572
郵便番号 95310
市長任期 アラン・リシャール
2008年-2014年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté d'agglomération de Cergy-Pontoise
人口動態
人口 22 876人
2007年
人口密度 人/km2
住民の呼称 Saint-Ouennais
地理
座標 北緯49度03分00秒 東経2度07分00秒 / 北緯49.0500度 東経2.1167度 / 49.0500; 2.1167座標: 北緯49度03分00秒 東経2度07分00秒 / 北緯49.0500度 東経2.1167度 / 49.0500; 2.1167
標高 平均:25m
最低:22m
最高:58m
面積 12.21km2
Saint-Ouen-l'Aumône
公式サイト http://www.ville-saintouenlaumone.fr
テンプレートを表示

サン=トゥアン=ロモヌSaint-Ouen-l'Aumône)は、フランスイル=ド=フランス地域圏ヴァル=ドワーズ県コミューン

地理

オワーズ川の左岸、ポントワーズの対岸に位置する。元々は農村であり、1860年代以降は労働者のまちであった。現在は自治体間連合セルジー=ポントワーズを構成するニュー・タウンの1つである。1980年代半ば以降、サン=トゥアン=ロモヌはヨーロッパ有数の規模のビジネス・パーク所在地である。

由来

1170年、Odo de Eleemosynaの名が記された[1]。l'Aumoneは封土の名称であったが、この名前をどこにも見つけることができない。同時代にはVilla S. Audoeniの名が見つかっている。15世紀のプイェ教区の公文書にCuratus S. Audoeni juxta Pontisaramが記されている。1486年にはCapellanus S. Hilarii infra metas Parochiae S. Audoeni juxta Pontisaramの記載がされている。

歴史

ルテティアからリールボンヌへと通じるカエサルの道(fr)が交差する所に、サン=トゥアン=ロモヌのまちができた。サン=トゥアンとはダゴベルト1世の助言者でルーアン司教であった聖ウアンに由来する。683年、聖ウアンの遺体はこの地で一晩を過ごした。12世紀のロモヌには、サン=ラザールのハンセン病病院があった。18世紀まで、この地はモービュイッソン(Maubuisson)と呼ばれていた。村は政治的にも軍事的にもポントワーズに依存していた。実際、ブランシュ・ド・カスティーユが建てたモービュイッソン修道院の周りに村はあり、経済活動は医療と信仰で発展していった。

19世紀半ば、サン=トゥアン=ロモヌは農村から都市への人口移動で活気付いていた。パリ=ポントワーズ間の鉄道路線開通の恩恵も受け、第一次世界大戦前夜には人口3000人に達していた。

第二次世界大戦後、住宅危機によって多くの集合住宅が建てられ、1970年代からセルジー=ポントワーズのニュー・タウンが誕生した。

人口統計

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2006年
6985 9957 15 948 17 098 18 673 19 660 22 876

source=Cassini[2]とINSEE[3]

交通

姉妹都市

脚注




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「サン=トゥアン=ロモヌ」の関連用語

サン=トゥアン=ロモヌのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



サン=トゥアン=ロモヌのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのサン=トゥアン=ロモヌ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS