サリーン・S7とは? わかりやすく解説

サリーン・S7

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/28 15:13 UTC 版)

サリーン・S7
S7R
概要
販売期間 2000年-
ボディ
乗車定員 2人
ボディタイプ 2ドア クーペ
駆動方式 MR
パワートレイン
エンジン 2000年-2004年
7.0L V8 OHV
2005年-
7.0L V8 OHV ツインターボ
最高出力 2000年-2004年
558PS/6,400rpm
2005年-
760PS/6,300rpm(ツインターボ)
変速機 6速MT
ダブルウィッシュボーン式
ダブルウィッシュボーン式
車両寸法
全長 4,774mm
全幅 1,981mm
全高 1,041mm
車両重量 1,247kg
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S7 (Saleen S7) は、アメリカの自動車メーカーサリーンが開発したスーパーカーである。

概要

2000年に市販車より先にル・マンプロトタイプレースカーが販売され、その後公道向け一般車両としても発売された[1]。一般向けの公道走行可能な車両も、先に登場したレースに準じた仕様となっている。エンジンはフォードV型8気筒エンジンを参考に、サリーンが全て新開発したオールアルミ製7LのV型8気筒OHVミッドシップに搭載し、最高出力558PS/6,400rpm、最大トルク72.86kg・m/4,000rpmというパワー&トルクを発揮する。0-400m加速は11.8秒、最高速度は200mph(約322km/h)に到達する。

車体はスーパーカーらしく全体に低く流麗なスタイルで、シャシはアルミニウムハニカム構造でスチールチューブのサブフレームを延長したものとなっている。サスペンションはレーシングタイプの ダブルウィッシュボーン・コイルダンパーで、ブレーキはサリーンとブレンボの共同開発品を装備する。マフラーは後方リアバンパー部分から突き抜けた片側2本ずつの左右4本出し。内装は市販車仕様は空調、オーディオ等の快適装備に、さらに豪華なコノリーレザー本革を使用。フルバケットシートはオーナーの体形に合わせ、採寸するという贅沢な仕様となっている。

日本では木村拓哉のかつての愛車として知られる。

S7 ツインターボ

2005年にマイナーチェンジでエンジンにツインターボが装着されたモデル[2]。出力は約200PS向上して750PS/6,300rpmを発生、さらに0-100km/h加速2.8秒、最高速度248mph(約399km/h)と、パフォーマンスも強化された。 さらに2006年には「コンペティションパッケージ」というレース用オプションが登場、これにアップグレードすると最高出力1,000PS、最高速度は260mph(約420km/h)にも達する。

S7をレース用にアップグレードしたS7RがFIA GT選手権ル・マン24時間レースなどの欧州レースを中心に活躍している。

脚注


サリーン・S7

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 23:28 UTC 版)

トニー・スターク」の記事における「サリーン・S7」の解説

ガレージ登場

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「サリーン・S7」を含む「トニー・スターク」の記事については、「トニー・スターク」の概要を参照ください。

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