サウスダコタ時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 08:47 UTC 版)
「ライマン・フランク・ボーム」の記事における「サウスダコタ時代」の解説
1888年、ボームと妻はダコタ準州の(現サウスダコタ州の)アバーディーンに移った。そこで彼は「ボームの雑貨屋」("Baum's Bazaar")という店を開いた。品物を安易にツケで手放してしまう彼の悪癖により、店は結果的に破産に追い込まれた。そのためボームは地方の新聞"The Aberdeen Saturday Pioneer"(アバディーン・サタデイ・パイオニア)の編集に転じ、同誌には"Our Landlady"(我らの女地主)というコラムも寄稿した。『オズの魔法使い』におけるカンザス州の描写は、乾燥し切ったサウスダコタでの経験に基づいている。この時期、義母のマティルダ・ジョスリン・ゲイジがボームの家に同居していた。サウスダコタ時代、ボームはあるカルテットに所属して歌をやっていたが、その仲間のうち一人に後年アメリカポピュリスト党の初代議員となるジェイムズ・コイル(James Kyle)がいた。
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