ゴメザ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/05 19:05 UTC 版)
ゴメザ | ||||||||||||||||||||||||
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ゴメザ・レクーパ
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Gomesa | ||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
ニンギョウラン (人形蘭) |
ゴメザ、ゴメサ(学:Gomesa)はラン科に含まれる属の一つ。または、ゴメザ属に含まれる植物の総称。洋ランとして親しまれる[1]。
特徴
南アメリカ原産で、偽鱗茎の葉腋部分から花茎を立ち上げ、複数輪花を着花する。個々の花自体は小振りだが、大きな株になると株の周囲を取り囲むように開花するので、見ごたえがあり、僅かだが香りも楽しめる。オンシジウムと近縁種だが、耐寒性はオンシジウムほどではなく、寒さにやや弱いので冬季の管理には注意が必要[1]。
栽培方法
植え付けは4〜5月に行う。用土の加湿状態を嫌う為、ミズゴケなどに植え付けると良い。成長期は4〜5月で、この状態は水切れに気を付けて栽培する。液体肥料を施肥しても良い。12月頃に花茎が伸びてくる。この状態に乾燥状態が継続すると、落蕾の原因になる[2]。日本では流通量が少なく、洋ラン専門店などで探さなければ入手は難しい[1]。
名称について
属名の由来は、ポルトガル人の医師・科学者・植物学者で、ブラジルで本種を研究した、ベルナルディーノ・アントニオ・ゴメスにちなんでいる[3]。和名の由来は連なって咲く花が、人形が万歳しているように見える事にちなむ[1]。

下位分類
有名な種を掲載する。参考元はこちら。
- ゴメザ・エキナータ
(Gomesa echinata)
- ゴメザ・クリスパ
(Gomesa crispa)
- ゴメサ・ハーブネニー
(Gomesa verboonenii)
- ゴメザ・ラディカンス
- ゴメザ・ラニフェラ
- ゴメザ・レクーバ
(Gomesa recurva)
脚注
- ^ a b c d 「ゴメザ育て方|みんなの趣味の園芸|育て方がわかる植物図鑑」『みんなの趣味の園芸』。2025年1月13日閲覧。
- ^ “ゴメザの育て方 | 色々な育て方の情報 育て方ボックス”. www.sodatekata-box.jp. 2025年1月13日閲覧。
- ^ “GKZ植物事典・ゴメサ・エキナータ”. gkzplant.sakura.ne.jp. 2025年1月13日閲覧。
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