ゴミ由来燃料のRDF
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 02:30 UTC 版)
「廃棄物固形燃料」の記事における「ゴミ由来燃料のRDF」の解説
本来の英語の「Refuse Derived Fuel」であるRDFとは、ゴミを原料として製造した燃料を指す。すなわち「固形」という意味は無い。例えば、アメリカ合衆国では、RDFを7種類の規格に分類してきた。 RDF-1 粗大ゴミを除去した、通常のゴミを、そのまま燃料として使用する。 RDF-2 150 mmの篩を95パーセントが通過したゴミを、そのまま燃料として使用する。 なお、RDF-2には、金属を分別した物と、金属を分別していない物とが有る。 RDF-3 50 mmの篩を95パーセントが通過したゴミから、さらに、金属やガラスを除去した物を、燃料として使用する。 RDF-4 2 mmの篩を95パーセントが通過したゴミから、さらに、金属やガラスを除去した物を、さらに乾燥させた、粉状のRDFである。 RDF-5 ゴミを、立方体状、円柱状、その他の形状のペレットに加工した、固形のRDFである。 RDF-6 液体状のRDFである。 RDF-7 ガラス状のRDFである。 参考までに、日本でRDFと呼んでいる物は、これらの中で、RDF-5に該当する物である。
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