コリアサット7号とは? わかりやすく解説

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コリアサット7号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/13 00:47 UTC 版)

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コリアサット7号(Koreasat7)
所属 韓国 KT Sat
主製造業者 タレス・アレーニア・スペース
国際標識番号 2017-023A
カタログ番号 42691
状態 運用中
目的 放送・通信
設計寿命 15年
打上げ機 アリアン5ECA
打上げ日時 2017年5月4日 21:52 (UTC)
物理的特長
衛星バス Spacebus-4000B2
質量 打ち上げ時 3,500kg
軌道要素
軌道 静止軌道
静止経度 東経116度
高度 (h) 約3万6,000km
搭載機器
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コリアサット7号(Koreasat7)は韓国の静止通信衛星である。ムグンファ7号(Mugungwha7)と呼ばれる場合もある。タレス・アレーニア・スペースが製作し、KT Satが運用する。東経116度に配置されている。衛星バスにSpacebus-4000B2を採用し、設計寿命は15年間である[1][2]バミューダ諸島に拠点を置く衛星オペレータ、Asia Broadcast Satelitesが運用する通信衛星ABS-6の能力をKTが買い受けて運用しているコリアサット7号とは別の衛星である[3]

歴史

タレス・アレーニア・スペースは2014年4月に韓国の通信会社KTの衛星通信子会社KT Satからコリアサット5A号とコリアサット7号を受注したと発表した。この2つの衛星は、インターネットアクセス、マルチメディア、衛星放送および地上局との通信サービスを提供する[1]

打ち上げ

コリアサット7号は、ブラジルの軍事衛星SGDC-1と相乗りで2017年5月4日21:52 UTC仏領ギアナギアナ宇宙センターからアリアン5ECAロケットで打ち上げられた[4]。分離時の衛星質量は3,500kgであった[1][2]

通信容量

コリアサット7号はKu帯からKa帯のトランスポンダを搭載し、韓国、フィリピンインドネシアおよびインドインターネット、マルチメディア、衛星放送および地上局との通信サービスを提供する[1][2]

脚注

  1. ^ a b c d Koreasat 7 (Mugungwha 7)”. Gunter's Space Page. 2014年8月24日閲覧。
  2. ^ a b c Koreasat 7 (Mugungwha 7)”. SatBeams - Satellite Details. 2014年8月24日閲覧。
  3. ^ LMI 1 → ABS 1 (Koreasat 7)”. Gunter's Space Page. 2014年8月24日閲覧。
  4. ^ A Tarde. “Satélite brasileiro é lançado com sucesso na Guiana Francesa”. UOL. 2017年5月4日閲覧。



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