コラル・バッツワースとは? わかりやすく解説

コラル・バッツワース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/22 15:06 UTC 版)

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コラル・バッツワース
Coral Buttsworth
コラル・バッツワース
基本情報
フルネーム Coral Annabel McInnes Buttsworth
愛称 Corrie (コリー)
国籍 オーストラリア
出身地 同・ニューサウスウェールズ州タリー
生年月日 (1900-06-07) 1900年6月7日
没年月日 (1985-12-20) 1985年12月20日(85歳没)
死没地 同・ニューサウスウェールズ州
ヘーゼルブルック
利き手
4大大会最高成績・シングルス
全豪 優勝(1931・32)
優勝回数 2(豪2)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 優勝(1931)
優勝回数 1(豪1)

コラル・バッツワースCoral Buttsworth, 1900年6月7日 - 1985年12月20日)は、オーストラリアニューサウスウェールズ州タリー出身の女子テニス選手。1930年初頭の全豪選手権(現在の全豪オープン)で活躍し、女子シングルス2勝・女子ダブルス1勝を挙げた選手である。フルネームは Coral Annabel McInnes Buttsworth (コラル・アナベル・マキンズ・バッツワース)といい、“Corrie”(コリー)という愛称で呼ばれた。彼女は1920年にセシル・バッツワース(Cecil Buttsworth)と結婚し、全豪選手権で活躍した時は30歳代前半であった。

来歴

コラル・バッツワースは1931年から1933年まで、3年連続で全豪選手権の女子シングルス決勝に進出し、1931年1932年に2連覇を達成した。1932年には、マージョリー・コックス・クロフォードジャック・クロフォードの夫人)とペアを組んだ女子ダブルスでも優勝し、単複2冠を獲得している。しかし、1933年の全豪選手権決勝ではジョーン・ハーティガンに 4-6, 3-6 で敗れ、3連覇を逃した。

全豪選手権は、創設当初から長い間オーストラリアのいくつかの都市を回り持ちで開催してきた。バッツワースが女子シングルス決勝に進出した時の開催都市も、3年間でそれぞれ異なり、1931年シドニー1932年アデレード1933年メルボルンであった。

コラル・バッツワースはこれまで生没年月日不明の人物であったが、2008年に改訂されたバド・コリンズ編「テニス百科事典」の最新版でかなりの新情報が判明した。それによると、彼女の生年は1900年で、1985年12月20日ニューサウスウェールズ州ヘーゼルブルックにて85歳で死去した。

全豪選手権の成績

  • 女子シングルス:2勝(1931年・1932年)
  • 女子ダブルス:1勝(1932年)

参考文献

  • Bud Collins, “History of Tennis: An Authoritative Encyclopedia and Record Book” New Chapter Press, Washington D.C. (2008 Ed.) ISBN 978-0942257410 本書の666ページに、バッツワースの生没年に関する新しいデータが示されている。
  • Bud Collins, “Total Tennis: The Ultimate Tennis Encyclopedia” Sport Classic Books, Toronto (2003 Ed.) ISBN 0-9731443-4-3 この版では767ページで「1920年に結婚」のデータが示され、これも初出情報であった。




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