コメンサウルスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > コメンサウルスの意味・解説 

コメンサウルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/25 06:42 UTC 版)

コメンサウルス
保全状況評価
絶滅(化石
地質時代
後期白亜紀セノマニアン
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
: 有鱗目 Squamata
上科 : モササウルス上科 Mosasauroidea
: アイギアロサウルス科
: コメンサウルス属
学名
Aigialosaurus Caldwell & Palci, 2007
  • K. carrollii Caldwell & Palci, 2007

コメンサウルス学名: Komensaurus)は、後期白亜紀に生息した基盤的モササウルス上科アイギアロサウルス科の属。スロベニアコメンセノマニアン階の石灰岩から発見され、当初は「トリエステのアイギアロサウルス類」("Trieste aigialosaur") と呼ばれた。2007年にタイプ種 Komensaurus carrolli が命名され、ホロタイプ標本 MCSNT 11430 が指定された。近縁属のカルソサウルス英語版と共存していた[1]

発見と命名

スロベニアのコメンで得られたホロタイプ標本はスラブMCSNT11430、11431、11432の3つに分かれた状態で発見された。MCSNT11430からは頭骨よりも後方の関節した骨格の大部分が、MCSNT11431からは頸椎・下顎の断片・方形骨が、MCSNT11432から上角骨の前関節骨・粘骨・冠顎骨が産出した[1]

属名は発見地のコメンにちなみ、種小名は古生物学者ロバート・L・キャロルへの献名である[1]

分類

記載論文では複数の系統解析が行われ、いずれもカルソサウルス英語版と最も近縁とされている[1]

出典




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  コメンサウルスのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コメンサウルス」の関連用語

コメンサウルスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コメンサウルスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコメンサウルス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS