ゲルマニウム温浴
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ゲルマニウム温浴(ゲルマニウムおんよく)は、ゲルマニウムを含んだ流動する湯に、手首と足首をつけ発汗させる入浴方法[1]。40-43度の湯に、20分程度手足をつけて温浴を行うと多量に汗をかく[2]。主にヘルスケア産業で提供されている。1980年代なかば・2000年代なかばに流行があった。2020年時点まででもゲルマニウム温浴の効果の科学的研究は進んでいない(肌へのレパゲルマニウムの効果や足湯などの研究はある)。
- ^ a b 山崎敏子「耳鼻咽喉科への良導絡治療」『日本良導絡自律神経学会雑誌』第31巻第8号、1986年、 205-206頁、 doi:10.17119/ryodoraku1986.31.205、 NAID 130004375796。
- ^ 「丸栄 売り場に温浴設備」『中日新聞朝刊』、20040108、11面。
- ^ 「ゲルマニウムが肩、腰のこりの悩みをピシッと解消」『主婦と生活』第40巻第13号、1985年12月、 202-3頁。
- ^ a b 「ゲルマニウム温浴法を田中久美が体験入浴」『週刊Heibon』第26巻第6号、1984年2月、 24-25頁。
- ^ 「荻野目慶子さん 真冬に冷水などよろず健康法」『読売新聞 東京朝刊』、1987年5月28日、19面。
- ^ 大波綾「ゲルマニウム温浴って何?女優らが熱中する新エステ」『週間朝日』2002年4月26日、 152頁。
- ^ 伊東裕貴「「ヒット商品」から見た社会とコミュニケーション」『コミュニケーション文化』第4巻、2010年3月、 24-33頁。
- ^ a b 「我が国におけるスパ・サービスの現状と展望に関する調査研究」報告書. 平成20年度 (Report). 経済産業省. p. 9, 33 .
- ^ a b c d e f Dobrzyński D, Boguszewska-Czubara A, Sugimori K (2018-8). “Hydrogeochemical and biomedical insights into germanium potential of curative waters: a case study of health resorts in the Sudetes Mountains (Poland)”. Environ Geochem Health 40 (4): 1355–1375. doi:10.1007/s10653-017-0061-0. PMC: 6061135. PMID 29299858 .
- ^ 太秦康光、瀬尾淑子「温泉の化学的研究(第49~50報)(第50報)温泉のゲルマニウムについて(その2)」『日本化學雜誌』第80巻第10号、1959年、 1124-1128頁、 doi:10.1246/nikkashi1948.80.10_1124。
- ^ 太秦康光、瀬尾淑子「温泉の化学的研究(第49~50報)(第49報)温泉のゲルマニウムについて(その1)」『日本化學雜誌』第80巻第10号、1959年、 1118-1123頁、 doi:10.1246/nikkashi1948.80.10_1118。
- ^ 山本厳雄、八田秋「ゲルマニウム(Ge)泥浴の経験」p46. は以下の文献より:「第51回 日本温泉気候物理医学会総会一般演題抄録」『日本温泉気候物理医学会雑誌』第50巻第1号、1986年、 32-60頁、 doi:10.11390/onki1962.50.32。
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