グラモフォン (雑誌)とは? わかりやすく解説

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グラモフォン (雑誌)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/16 08:20 UTC 版)

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グラモフォン
Gramophone
ジャンル クラシック音楽
刊行頻度 月刊
発売国 イギリス
言語 英語
出版社 Mark Allen Group
ISSN 0017-310X
刊行期間 1923年 - 現在
ウェブサイト http://www.gramophone.co.uk

グラモフォン』(Gramophone)は、ロンドンにおいて発行されているクラシック音楽、特に商業音源に関する月刊誌。コンプトン・マッケンジー英語版によって1923年に創刊された。1999年からはヘイマーケット・メディア・グループ英語版の傘下に入り、2013年からはマーク・アレン・グループへと移っている[1][2]

『グラモンフォン』誌は毎年グラモフォン・アワード英語版を主催して、分野ごとの最優秀録音を選出、表彰している。

『グラモンフォン』誌のウェブサイトには「The world's authority on classical music since 1923(1923年以降のクラシック音楽に関する世界的権威)」であると書かれている。この標語は雑誌の各号の表紙にも掲げられていたが、近年では言い回しを変更して「The world's best classical music reviews(世界最高のクラシック音楽評論)」としている。

各種表彰

毎年のグラモフォン・アワードの他にも、毎月12の録音がグラモフォン・エディターズ・チョイス(現在はグラモフォン・チョイス)に選出される。その後、クリスマス号において各評論家が1年を振り返って4つから5つの録音を選び出し、これらがグラモフォン・クリティクス・チョイスとなる。2012年4月からはグラモフォン・ホール・オブ・フェイム(グラモフォンの栄誉殿堂)を催し、その1年にクラシック録音の分野で大きな貢献を行った芸術家、プロデューサー、技術者、A&Rディレクター、レーベル創設者などを挙げている。最初の50人は2012年5月号および『グラモンフォン』誌のウェブサイトで公開され、毎年殿堂には新たな人物たちが名を連ねていくことになる[3]

アーカイヴ

2012年後半、『グラモンフォン』誌は新たなアーカイヴサービスの開始を告知した[4]。以前はOCR形式で生成されたバックナンバーしか読むことができなかったが、現在では大きく改善され、デジタル購読契約を結ぶと1923年の創刊時からの全ての号をPDF形式で閲覧することが可能になった。

脚注

出典

  1. ^ Gramophone (September): 2. (1999). 
  2. ^ Mark Allen Group acquires Gramophone”. inpublishing.co.uk/. 2013年11月14日閲覧。
  3. ^ Gramophone Hall of Fame”. Gramophone. 2012年4月11日閲覧。
  4. ^ Gramophone launches new digital archive app”. Gramophone. Haymarket Consumer Media. 2012年12月11日閲覧。

外部リンク



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