グアテマラ内戦時代の事件をめぐる裁判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 08:38 UTC 版)
「エフライン・リオス・モント」の記事における「グアテマラ内戦時代の事件をめぐる裁判」の解説
21世紀に入ると、グアテマラ内戦時代を通じた虐殺や弾圧事件が国内の裁判所において裁かれるようになり、歴代の元大統領らに有罪判決が下るようになった。リオス・モントも例外ではなく、2013年5月、大統領時代に発生したキチェ県のイシル族を中心に、軍部が15件1,771人を虐殺した事件を知りながら放置したとして、ジェノサイドと人道に対する罪で禁錮80年の刑が言い渡され、86歳の高齢ながら収監されている。中南米の国においてジェノサイドの罪で裁かれたのはもちろんのこと、世界的にみても元国家元首が自国の司法制度で、ジェノサイドの罪で裁かれたのはこの事例が初である。
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