クーナーとは? わかりやすく解説

クーナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/11 14:08 UTC 版)

クーナー
พญากือนา
戴冠 1367年(チエンマイ年代記
1355年(ジナカーラマーリー)
退位 1388年(チエンマイ年代記)
1385年(ジナカーラマーリー)
全名 クーナー
出生 1327年[1]
死亡 上記に同じ
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クーナー王はラーンナー王朝6代目の王である。グナ王などとも表記される。

伝記

クーナーの時代は国内は安定期を迎え、『チエンマイ年代記』によると国内は非常に栄え、毎年朝貢国から朝貢が行われ、息子の誕生日には多くの国から祝いが集まった。

これらの繁栄を背景にクーナーは仏教保護を積極的に行った。まず国内に、スコータイから当時より純粋な仏教と考えられていたラーマン派(旧ランカーウォン派)と呼ばれる教派を国内に導入した。また『プラタートドーイステープ年代記』によれば、1369年、スコータイからスマナ長老と仏舎利を招来してラムプーンのワット・プラユワンに住まわせ、『ムーラサーサナー』によれば、8,400人の僧をランカウォンの僧として再出家させた。

1371年ワット・ブッパラーム(ワット・スワンドーク)を建設。1337年にワット・ブッパーラームを中心にウィエンスワンドークと呼ばれる仏教センターを築き、他国からの仏教留学を推進した。これは当時仏教の中心をラムプーンからチエンマイへと移動する意図があったといわれる。

参考文献

  • ตำนานพื้นเมืองเชืยงใหม่ ฉบับปรับปรุงใหม่, อรุณรัตน์ วิเชียรเขียว และ เดวิด เค. วัยอาจ, เชืยงใหม่ :Silkworm Books, 2543 ISBN 9749575512
  • ตำนานพระธาตุดอยสุเทพ, พระนคร: โรงพิมพ์โสภณพิพรรฒธนากร, 2472. (พิมพ์ในงานพระราชทานเพลิงศพ เจ้าหญิงจามรีวงศ์ ท จ. ปีมะเส็ง พศ. 2472) - 『プラタートドーイステープ年代記』
  • Ongsakul, Sarassawadee, History of Lan Na, trans. Chitraporn Tanratanakul, Chian Mai: Silkworm Books, Thai text 2001, English text 2005, ISBN 9749575849

脚注

  1. ^ ตำนานพื้นเมืองเชืยงใหม่ ฉบับปรับปรุงใหม่, อรุณรัตน์ วิเชียรเขียว และ เดวิด เค. วัยอาจ, เชืยงใหม่ :Silkworm Books, 2543, p.66 ISBN 9749575512 の1367年の時点で40歳だったという記述に基づく
先代:
パーユー
ラーンナー王朝
1355年-1385年
(1367年-1388年)
次代:
セーンムアンマー

「クーナー」の例文・使い方・用例・文例

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