クローサー_(ジョイ・ディヴィジョンのアルバム)とは? わかりやすく解説

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クローサー (ジョイ・ディヴィジョンのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/05 07:31 UTC 版)

『クローサー』
ジョイ・ディヴィジョンスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ポストパンクゴシック・ロック
時間
レーベル ファクトリー・レコード
プロデュース マーティン・ハネット
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 3位(ニュージーランド[1]
  • 6位(イギリス[2]
  • ジョイ・ディヴィジョン アルバム 年表
    アンノウン・プレジャーズ
    (1979年)
    クローサー
    (1980年)
    スティル
    (1981年)
    テンプレートを表示

    クローサーCloser)は、1980年7月18日に発売されたジョイ・ディヴィジョンの2枚目のアルバムにして最後のオリジナルアルバムである。

    概要

    1980年5月にイアン・カーティスが自殺した後に、ファクトリー・レコードから発売されたアルバム。後に、未発表テイクとバーミンガム大学で行われたコンサートの音源で構成された『スティル』(1981年10月)や、編集盤がリリースされることになるが、スタジオ録音のオリジナル・アルバムとしては本作が最後となる。最高位は、全英アルバムチャート第6位。

    プロデューサーはマーティン・ハネット

    アルバムタイトルの"Closer"には、「閉じるもの」及び「より近い」という意味がある。アルバムジャケットは、マーティン・アトキンスとピーター・サヴィルによってデザインされたもので、イタリアジェノヴァにあるアッピアーニ家の墓所の写真が使用されている。これらのタイトルやアートワークはイアンの死を予感させるもので、ピーター・フックは「事実をすべて知ったとき、このアルバムを見返して、何もかもに鳥肌がたってしまった」と語っている。

    1曲目の収録曲である"Atrocity Exhibition"は、J・G・バラードの短編集『残虐行為展覧会』から名付けられた。

    Pitchfork Mediaが2002年に選出したTop 100 Albums of the 1980sでは10位にランク・イン[3]

    ローリング・ストーン』誌が選んだ「歴代最高のアルバム500選」において309位に選ばれている[4]

    収録曲

    1. アトロシティ・エクシビション - Atrocity Exhibition - 6:06
    2. アイソレーション - Isolation - 2:53
    3. パスオーヴァー - Passover - 4:46
    4. コロニー - Colony - 3:55
    5. エイ・ミーンズ・トゥ・アン・エンド - A Means to an End - 4:07
    6. ハート・アンド・ソウル - Heart and Soul - 5:51
    7. 24時間 - Twenty Four Hours - 4:26
    8. ジ・エターナル - The Eternal - 6:07
    9. デケイズ - Decades - 6:10

    脚注

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