クロエリウス氏族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 05:12 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動クロエリウス氏族 (ラテン語: Gens Cloelia) は、古代ローマの氏族のひとつ。
概要
ティトゥス・リウィウスによると、この氏族は王政ローマ三代目トゥッルス・ホスティリウス王がアルバ・ロンガを滅ぼした時、パトリキに招き入れたアルバの指導者層の一部であったという[1]。
メンバー
シクルス家
- クィントゥス・クロエリウス・シクルス: 紀元前498年の執政官
- ティトゥス・クロエリウス・シクルス: 紀元前444年の執政武官
- プブリウス・クロエリウス・シクルス: 紀元前378年の執政武官
- クィントゥス・クロエリウス・シクルス: 紀元前378年のケンソル
- プブリウス・クロエリウス・シクルス: 紀元前180年のRex Sacrorum
その他
- クロエリア: 氏族の女性。紀元前508年にクルシウムの王ラルス・ポルセンナに人質に取られたものの脱出し、その勇気をポルセンナからも故国からも称された[2]。
- クロエリウス・トゥッルス: 紀元前438年のレガトゥス。ウェイイの王ラルス・トルムニウスに殺された使者の一人[3]。
脚注
参考文献
- T. R. S. Broughton (1951, 1986). The Magistrates of the Roman Republic Vol.1. American Philological Association
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