クリスチャン・マイヤー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 18:23 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動クリスチャン・マイヤー(Christian Mayer、1719年8月20日 - 1783年4月16日)は、オーストリアの天文学者。イエズス会司祭である。いくつかの連星の発見、金星の日面通過の観測などを行った。
モラビアに生れた。1745年にイエズス会に入り、1752年にハイデルベルク大学の数学と物理の教授になった。選帝侯カール・テオドールがシュヴェッツィンゲンとマンハイムに天文台を建設した時、天文係になった。1773年、イエズス会の解散が命令されたので、その職を失うが、その後も各地でジョヴァンニ・カッシーニらと天文学の観測を続けた。1769年の金星の日面通過の観測ではエカチェリーナ2世の招きに応じてサンクトペテルブルクで観測をおこなった。
関連項目
- クリスチャン・マイヤー (クレーター) - 月の氷の海の北端に位置するクレーター。マイヤーの功績を称えてこの名が付けられた。
固有名詞の分類
天文学者 |
ウィリアム・アレン・ミラー ジョン・C・マザー クリスチャン・マイヤー ウィルヘルム・ローゼ フィリップ・コーウェル |
カトリック教会の聖職者 |
フランチェスコ・マリア・グリマルディ メノ・シモンズ クリスチャン・マイヤー クロード・ド・ラ・コロンビエール ホセ・ヨンパルト |
イエズス会士 |
ミシェル・ド・セルトー フランチェスコ・マリア・グリマルディ クリスチャン・マイヤー 張伯達 クロード・ド・ラ・コロンビエール |
オーストリアの天文学者 |
エトムント・ヴァイス ヨハン・パリサ クリスチャン・マイヤー ゲオルク・プールバッハ ヨハン・ハーゲン |
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