クラッチマスターシリンダー
油圧式のクラッチ操作回路にはマスターシリンダーとクラッチレリーズシリンダーがある。マスターシリンダーはクラッチペダル側にあり、ペダル踏力を油圧に変えてレリーズシリンダーへ油圧を伝える。油圧を発生させるピストン、ピストンをもどすリターンスプリング、油圧を発生させるプライマリーカップ(SBRなどのゴム製)、オイル漏れを防止するセカンダリーカップ(同ゴム)、鋳鉄またはアルミ合金製のシリンダーボディがあり、シリンダーボディに余ったオイルをもどすリターンポート、オイルを補給する穴、そしてオイルをレリーズシリンダーへ送り出す穴などが設けられている。リザーバータンクは樹脂製が一般的で、ボディと一体型もある。
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