クバーナ航空310便墜落事故とは? わかりやすく解説

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クバーナ航空310便墜落事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/07 20:18 UTC 版)

クバーナ航空 310便
同型機のYak-42D
事故の概要
日付 1999年12月25日
概要 パイロットエラーCFIT
現場 ベネズエラ カラボボ州ベフマ英語版
乗客数 10
乗員数 12
負傷者数 0
死者数 22(全員)
生存者数 0
機種 ヤコヴレフ Yak-42D
運用者 クバーナ航空
機体記号 CU-T1285
出発地 ホセ・マルティ国際空港
目的地 シモン・ボリバル国際空港
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クバーナ航空310便墜落事故(クバーナこうくう310びんついらくじこ)は、1999年12月25日に発生した航空事故である。ホセ・マルティ国際空港からシモン・ボリバル国際空港へ向かっていたクバーナ航空310便(ヤコヴレフ Yak-42D)がカラボボ州ベフマ英語版に墜落し、乗員乗客22人全員が死亡した[1][2][3]

事故機

事故機のヤコヴレフ Yak-42D(CU-T1285)は製造番号 4520424914068として製造され、1991年に初飛行した機体であった[1][4][3]

事故の経緯

310便はキューバホセ・マルティ国際空港からベネズエラシモン・ボリバル国際空港へと向かう便であった。しかし、土砂崩れと洪水のためベネズエラのアルトゥーロ・ミチェレーナ国際空港ダイバートすることになった[5][3]。その後、310便は40分程滞空した。

310便は空港の管制と交信し、高度8,000フィート(2,400m)から4,000フィート(1,200m)まで降下して進入の準備をしていると報告した。その後、310便は現地時間20時18分(UTC12月26日0時48分)にサン・ルイスの丘に墜落し、乗員乗客22人全員が死亡した[1][6][7][8][3]

犠牲者

犠牲者の国籍は以下の通り[7]

国籍 乗客 乗員 合計
 キューバ 4 12 16
ベネズエラ 4 0 4
オランダ 2 0 2
合計 10 12 22

脚注

  1. ^ a b c 事故詳細 - Aviation Safety Network
  2. ^ キューバ機墜落:22人乗り、ベネズエラで 生存者の有無不明」『毎日新聞毎日新聞社、1999年12月26日。オリジナルの2001年6月25日時点におけるアーカイブ。2025年5月8日閲覧。
  3. ^ a b c d 小型機墜落:ベネズエラ豪雨救援で22人が死亡」『毎日新聞』毎日新聞社、1999年12月27日。オリジナルの2001年4月19日時点におけるアーカイブ。2025年5月8日閲覧。
  4. ^ Accidents and terrorism”. urrib2000. 2023年9月3日閲覧。
  5. ^ Accident synopsis”. Air Disaster. 2012年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月3日閲覧。
  6. ^ Accident details”. Plane Crash. 2010年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月3日閲覧。
  7. ^ a b No survivors in Venezuela plane crash”. BBC News Online (1999年12月26日). 2023年9月3日閲覧。
  8. ^ Occurrence report”. International Civil Aviation Organization. 2023年9月3日閲覧。



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