クハ79形に改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/09 09:06 UTC 版)
「国鉄デハ33500系電車」の記事における「クハ79形に改造」の解説
1944年(昭和19年)、太平洋戦争の戦局が悪化する中、軍需工場への通勤客の増加にともなう輸送力増強のために20m級車体と片側4扉を持つクハ79形が、老朽木造車の鋼体化改造名義で製作されることになった。この改造は、台枠以下の機器一式をほぼそのまま使った50系電車への改造と異なり、台枠を一旦解体して組み直しており、資材流用車という方が適当である。25両の改造が予定されたが、戦局の悪化により8両を改造したにとどまり、実際に竣工したものの中で本系列に属するものとしては、15039 → 79012が唯一例となっている。
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