ギマエック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/24 14:41 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| Guimaëc | |
|---|---|
|  | |
| 行政 | |
| 国 |  フランス | 
| 地域圏 (Région) | ブルターニュ地域圏  | 
| 県 (département) | フィニステール県  | 
| 郡 (arrondissement) | モルレー郡 | 
| 小郡 (canton) | ランムール小郡 | 
| INSEEコード | 29073 | 
| 郵便番号 | 29620 | 
| 市長(任期) | ジョルジュ・ロスタンラン (2008年 - 2014年) | 
| 自治体間連合 (fr) | Communauté d'agglomération du Pays de Morlaix | 
| 人口動態 | |
| 人口 | 952人 (2010年) | 
| 人口密度 | 108人/km2 | 
| 住民の呼称 | Guimaécois, Guimaécoise | 
| 地理 | |
| 座標 | 北緯48度40分04秒 西経3度42分27秒 / 北緯48.667778度 西経3.7075度座標: 北緯48度40分04秒 西経3度42分27秒 / 北緯48.667778度 西経3.7075度 | 
| 標高 | 平均:m 最低:m 最高:m | 
| 面積 | 18.73km2 | 
| 公式サイト | Site de la commune | 
ギマエック (Guimaëc、ブルトン語:Gwimaeg)は、フランス、ブルターニュ地域圏、フィニステール県のコミューン。トレゴロワ地方に属する。
歴史
新石器時代から人が暮らしていたことが、巨石記念物の存在で証明されている。ギマエックは、アルモリカの原始教区ploueに属していた。ランムールとロスキレックの教区も設置された。Ploemaecの名はGuimaëcにとって変わって14世紀に消滅した。Guimaëcとはすなわち、聖メック(Maeoc)の町を意味する。Maeocの名には saint Maeoc、saint Mic、saint Nic、saint Mayeux、Saint Mieuxといったバリエーションがあった[1]。伝説によると、聖人の遺体をブルターニュの他にある光栄な土地に埋葬しようとしたが、彼の遺体は墓の外に出てしまい無駄に終わったという。架空のこの聖人は、時には聖メロワール(Saint Méloir)と同一視された。メロワール自身がメラール(saint Mélar)という派生した名称を持っていた。このメラールという名は、現在はなくなっているがかつてサン・メラール礼拝堂が教区内に存在したことで証明されている。
田舎の教区であるギマエックは重要な存在だった。ギマエックは19世紀には人口2000人ほどを数えた。ギマエックでは中世後期から集中的に穀物が生産されていた。この繁栄で、大貴族の領地内にギマエックは含まれた。16世紀には約30の貴族の住宅があり、そのうちの多くでは労働する紳士階級が暮らしていた。
ユグノー戦争時代、ギマエックではオオカミの頭数が増加した。ギマエックやプルガヌのクリスト礼拝堂は、コエニザン領主お抱えの猟師たちに『オオカミの義務』(du devoir du loup)という税を支払っていた。この税金は1599年から1600年にかけ6回支払われた[2]。
1980年代、フランス電力はギマエック内のベグ・アン・ブリの崖に原子力発電所を建設する計画を発表した。その後計画はプロゴフの原子力発電所計画に集中したため、ギマエックの計画は放棄された。
人口統計
| 1962年 | 1968年 | 1975年 | 1982年 | 1990年 | 1999年 | 2006年 | 2010年 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 952 | 910 | 826 | 810 | 880 | 855 | 912 | 952 | 
参照元:1999年以降EHESS[3]、2000年以降INSEE[4][5]
ブルトン語
2004年12月22日、ブルトン語の日常使用を促進するYa d'ar brezhoneg憲章の批准がコミューン議会で可決された。2008年2月、コミューンに憲章から第2レベルを授けられた。
脚注
- ^ http://marikavel.org/bretagne/guimaec/accueil.htm
- ^ Henri Bourde de La Rogerie, L'église de Saint-Jean-du-Doigt ; notes pour servir à son histoire, Bulletin de la Société archéologique du Finistère, 1909, Gallica
- ^ http://cassini.ehess.fr/cassini/fr/html/fiche.php?select_resultat=16445
- ^ http://www.statistiques-locales.insee.fr
- ^ http://www.insee.fr
- ギマエックのページへのリンク

 
                             
                    


 
         
