キュビエ島燈台とは? わかりやすく解説

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キュビエ島燈台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/03 09:01 UTC 版)

キュビエ島燈台英語: Cuvier Island Lighthouse)とは、ニュージーランド北島北東沖にあるキュビエ島に設置されている灯台

概要

キュビエ島灯台は、南緯36度26分23秒、東経175度47分10秒に位置している。標高119 m地点に高さ15 mの鋳鉄製の塔を作って、1889年に運用が開始された。その後、1982年に完全に自動化され、この時に灯台守も島から退去した。2015年現在、15秒おきに白色光を出す100 Wの電燈が光源として用いられており、約35 km先まで光が届くようになっている。なお、この100 Wの電燈の電源は、太陽電池で充電されるバッテリーである。この光で、付近を航行する船舶の安全に寄与している。

灯台守とキュビエ島灯台

1899年に運用が開始されてから、灯台守が常駐して灯台の光をともし、保守管理も行ってきた。灯台守達は3ヶ月に1回やってくるボートから必要な物資の補給を受けて、その物資を標高119 mの灯台まで運び上げ、任務に当たってきた。灯台守は、特にキュビエ島が濃霧に包まれた時に、酷く孤独を感じたと伝えられている[1]。しかし、1982年にキュビエ島灯台が完全に自動化されたことによって、灯台守はいなくなった。

出典

  1. ^ Safe Seas Clean Seas - issue 30 (2009年12月)(Keeping the lirhts on - Cuvier Island)

主な参考文献




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