キムネカカとは? わかりやすく解説

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キムネカカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:35 UTC 版)

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キムネカカ
ジョン・ジェラード・キューレマンス英語版のイラスト。
保全状況評価
EXTINCT
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: オウム目 Psittaciformes
: インコ科 Psittacidae
: ミヤマインコ属 Nestor
: キムネカカN. productus
学名
Nestor productus
(Gould英語版,1843)
和名
キムネカカ
英名
Norfolk kaka

キムネカカ(Nestor productus)は、オウム目インコ科に分類される鳥類であるが、ノーフォーク島フィリップ島に生息していたが、すでに絶滅した。

形態

キムネカカは大型のオウムであった。この種は長さが約38cmで、大部分はオリーブ色であり、頬と喉は赤みがかったオレンジ色、麦わら色の胸に足、臀部と下腹部とくちばしは暗い橙色だったという。

生態

この種の生態はほとんど分からない。地上と背の高い木の両方に生息し、開花した低木や木の実を食べていたと言われている。鳴き声はジョン・グールド英語版によって「しわがれ声、ガチャガチャ、不調和な音、時には犬の吠え声に似ている」と説明されただけだという。

絶滅

1788年に最初の入植者の到着後、ペットや食用として捕獲された。本種が記載されたのは1836年だが、この時はすでに、数が激減していたと思われる。1825年から1854年までの間、このノーフォーク島とフィリップ島のどこかで、野生で絶滅した可能性がある。種としての最後の個体は、ロンドン動物園の中で1851年に死亡し、地球上から姿を消した。現在は16の標本があるだけとされる。

出典

BirdLife International (2018). Nestor productus. IUCN Red List of Threatened Species. 2018.



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