カール・マガリッジとは? わかりやすく解説

カール・マガリッジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/12 04:34 UTC 版)

カール・マガリッジ
カール・マガリッジ、2007年のブランズ・ハッチ
国籍 オーストラリア
生年月日 (1974-04-20) 1974年4月20日(48歳)
ニューサウスウェールズ州トゥィード・ヘッズ
ウェブサイト muggas.com
レースでの経歴
スーパーバイク世界選手権
活動期間 2005年 -
2008年 順位 14位 (20pts)
出走回数 勝利数 表彰台 PP FL 総ポイント
72

カール・マガリッジ (Karl Muggeridge, 1974年4月20日 - ) は、オーストラリアニューサウスウェールズ州出身のオートバイレーサー。妻のイソベルとの間に1男をもつ。2004年にスーパースポーツ世界選手権のタイトルを獲得、翌年からスーパーバイク世界選手権に参戦している。

マガリッジは数年間モトクロスを経験した後、1994年にロードレースを始めた。国内の250ccシリーズで4位を獲得、翌年からスズキで、3年間世界中を転戦、主に600ccのスーパースポーツに参加した。1996年には国内シリーズに参戦、続く2年間はイギリス選手権に参戦し、1999年には4位を獲得、その後スーパースポーツ世界選手権に参戦する。2000年は5位、2001年は7位、2002年は14位、2003年は4位という成績であった。2004年には7勝を挙げ8つのポールポジションを獲得、シリーズを制した。

テン・ケート・レーシングは2005年に投入台数を増やし、2003年のスーパースポーツ世界選手権チャンピオン、クリス・バーミューレンがチームメイトとなる。2005年はカールにとって厳しいシーズンとなり、結果124ポイントで11位となった。

2006年には背中の怪我でバレンシア戦を欠場した[1]。第8戦のブランズ・ハッチでは3位を好走したもののリタイヤ、ノーポイントに終わった。シーズンは123ポイントで12位であった。

マガリッジは2007年のシートを失い、チームからスーパースポーツ世界選手権への転向を打診された。彼はアルト・エヴォリューションチームに移籍しスーパーバイクに留まり、ジョシュ・ブルックスがチームメイトとなる。ホームレースのフィリップ・アイランドではプラクティスでクラッシュしレースに出走できなかった[2]。イギリスでは9位からスタートしたがクラッシュ、その後レースは大雨のためキャンセルとなった。チームは法律問題のためミサノ戦に参戦できず、ブルックスはチームを離脱した。マガリッジはブルノからレースに復帰した[3]。シーズンは62ポイントで16位という成績であった。

2008年、マガリッジはDFXトリームチームに移籍し、再びホンダを駆ることとなった[4]。シーズンは2回の6位が最高となり、77ポイントで15位となった。

2009年にはセラニ・スズキチームに移籍する。シーズンを通して悪戦苦闘し、マニクールの第2レースで8位に入ったのが最高となり、最終戦には出走しなかった。今シーズンはまた、負傷したグレン・リチャーズの代役としてHM プラントチームからホンダを駆ってイギリススーパーバイク選手権に出走している。

2010年シーズン、マガリッジはホルツハウアー・レーシング・プロモーションからIDM スーパーバイク選手権に参戦している[5]。開幕戦のラウジッツリンクではポールポジションと第1、第2の両レース優勝という結果を出している[6]。第3戦のニュルブルクリンクでも両レースで優勝した[7]

参照

外部リンク

タイトル
先代
クリス・バーミューレン
スーパースポーツ世界選手権チャンピオン
2004
次代
セバスチャン・シャルパンティエ




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