カラウィット島とは? わかりやすく解説

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カラウィット‐とう〔‐タウ〕【カラウィット島】

読み方:からうぃっととう

Calauit Islandフィリピン中西部カラミアン諸島の島。ブスアンガ島北端位置し運河隔てられている。1977年第10代大統領マルコス動物保護区を設置アフリカから連れてきたキリンシマウマガゼルなどが現在も放し飼いにされている。


カラウィット島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 10:01 UTC 版)

カラウィット島
カラウィット島にすむキリン
地理
場所 フィリピン南シナ海
座標 北緯12度18分 東経119度54分 / 北緯12.300度 東経119.900度 / 12.300; 119.900
諸島 カラミアン諸島
行政
自治体 ブスアンガ英語版
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カラウィット島(英語: Calauit Island)はフィリピンパラワン島東北部のカラミアン諸島に存在する島。ブスアンガ島の北西に隣接しており川で隔てられている。

パラワン州ブスアンガ英語版に属している。

1970年代に絶滅から保護するためにアフリカから野生生物が輸入された。輸入された動物には20頭のキリン、10数頭のシマウマレイヨウなどがいた。当時のフィリピン大統領フェルディナンド・マルコスは地元の人々に他所への移住を命令した後に、ケニアサバンナに似た土地になるように竹林を伐採するように命じた。1977年に島全体が自然保護区となり、禁猟となっており[1]、現在は観光客向けのカラウィット・サファリパーク英語版として知られる。現在でもアフリカ由来の動物が島周辺を闊歩しており、数は増加している[2]

関連項目

  • フィリピンの保護地区一覧英語版

注釈

  1. ^ Calauit Island Homepage”. 2011年11月15日閲覧。
  2. ^ “Giraffes in the Philippines a dictator's legacy”. Straits Times (AFP). (2011年11月15日). http://www.straitstimes.com/BreakingNews/SEAsia/Story/STIStory_734110.html 2011年11月15日閲覧。 

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