カフェ・ボヘミアのジャズ・メッセンジャーズ_Vol.2とは? わかりやすく解説

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カフェ・ボヘミアのジャズ・メッセンジャーズ Vol.2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 15:38 UTC 版)

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カフェ・ボヘミアのジャズ・メッセンジャーズ Vol.2
ジャズ・メッセンジャーズ英語版ライブ・アルバム
リリース
録音 1955年11月23日
アメリカ合衆国
ニューヨーク
カフェ・ボヘミア
ジャンル ハードバップ
時間
レーベル ブルーノート
プロデュース アルフレッド・ライオン
ジャズ・メッセンジャーズ英語版 アルバム 年表
カフェ・ボヘミアのジャズ・メッセンジャーズ Vol.1
At the Cafe Bohemia, Vol. 1
(1955年)
カフェ・ボヘミアのジャズ・メッセンジャーズ Vol.2
At the Cafe Bohemia, Vol. 2
(1955年)
ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
The Jazz Messengers
(1956年)
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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
Allmusic [2]
The Penguin Guide to Jazz

カフェ・ボヘミアのジャズ・メッセンジャーズ Vol.2』 (At the Cafe Bohemia, Vol. 2) は、ブルーノート・レコードからリリースされたジャズ・メッセンジャーズ英語版ライブ・アルバムアート・ブレイキーが最も長く維持したバンドであるジャズ・メッセンジャーズの結成当初のオリジナル・メンバーによる演奏を、ニューヨークグリニッジ・ヴィレッジにあった有名なナイトクラブカフェ・ボヘミアで、1955年11月23日に収録した2枚のアルバムの2枚目である。

評価

このアルバムは、ジャズ・メッセンジャーズの最初のメンバーによる演奏を記録したものであるが、「バードランドでこのクインテットが披露した強烈さに並ぶもの」にはなっていない、と評されている[3]。特に、テナー・サキソフォーン奏者のハンク・モブレーは「何やら焦点の定まらない型通りの演奏者 (a somewhat unfocused stylist)」になっているという[3]。しかし、トランペット奏者のケニー・ドーハムは「これほどことごとくツボ押さえた演奏は滅多に聞かれないというほど、思いがけない素晴らしさ (elusive brilliance [that] was seldom so extensively captured)」を見せており、バードランドでのライブ・アルバムと同様に、総じて「ただただ聞き入ってしまう (is just as absorbing)」、「今日までのジャズに影響を与えた (influenced jazz up to present time)」とされている[3][4]

トラックリスト

オリジナル盤LP

A面

  1. イントロダクション / Introduction By Art Blakey 〜 スポーティン・クラウド / Sportin' Crowd(ハンク・モブレー)- 6:22
  2. ライク・サムワン・イン・ラヴ / Like Someone in Loveジョニー・バーク英語版ジミー・ヴァン・ヒューゼン)- 8:43
  3. イエスタデイズ / Yesterdaysオットー・ハーバック英語版ジェローム・カーン)- 4:20

B面

  1. アヴィラ・アンド・テキーラ / Avila and Tequila(ハンク・モブレー)- 12:11
  2. アイ・ウェイテッド・フォー・ユー / I Waited for You(ギル・フラー英語版ディジー・ガレスピー)- 9:16

リイシュー盤CD

  1. イントロダクション / Introduction By Art Blakey 〜 スポーティン・クラウド / Sportin' Crowd(ハンク・モブレー)- 7:32
  2. ライク・サムワン・イン・ラヴ / Like Someone in Loveジョニー・バーク英語版ジミー・ヴァン・ヒューゼン)- 9:18
  3. イエスタデイズ / Yesterdaysオットー・ハーバック英語版ジェローム・カーン)- 4:20
    (以下、3曲はボーナス・トラック
  4. ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス / Just One of Those Thingsコール・ポーター)- 9:29
  5. ハンクス・シンフォニー / Hank's Symphony(ハンク・モブレー)- 4:44
  6. 風とともに去りぬ / Gone with the Windハーブ・マジッドソン英語版アリー・リューベル英語版 - 7:27
    (以上、3曲はボーナス・トラック)
  7. アヴィラ・アンド・テキーラ / Avila and Tequila(ハンク・モブレー)- 12:49
  8. アイ・ウェイテッド・フォー・ユー / I Waited for You(ギル・フラー英語版ディジー・ガレスピー)- 9:50

パーソネル

制作スタッフ

脚注

  1. ^ Billboard Apr 14, 1956
  2. ^ Nastos, Michael G.. カフェ・ボヘミアのジャズ・メッセンジャーズ Vol.2 - オールミュージック
  3. ^ a b c Cook, Richard; Brian Morton (2004). The Penguin Guide to Jazz (7th Edition). Penguin Books. p. 153. ISBN 0-14-101416-4 
  4. ^ Scott Yanow. “At the Cafe Bohemia, Vol. 2”. 2006年11月26日閲覧。



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