カドヘリン
カドヘリンは細胞と細胞を結合させる細長いタンパク質で、ドメインが数珠繋ぎになった構造をしている。ドメインとドメインはカルシウムイオンで構造が安定化されている。カドヘリンの末端は細胞膜を突き抜けて、細胞内のタンパク質であるβカテニンと結合し、βカテニンはαカテニンを介して細胞の骨格を形成するアクチンと結合する。つまり、細胞と細胞は、隣の細胞→カドヘリン(細胞外)→カドヘリン(細胞内)→βカテニン→αカテニン→アクチンというタンパク質の相互作用によって安定化されているのである。
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