カセアサウルス亜目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 21:06 UTC 版)
先述のエオシリスの属するエオシリス科は、植物食に適応したカセア科とあわせてカセア亜目を構成しているが、この亜目はそれ以外の真盤竜類からはかなり早い段階で分岐したグループである。エオシリス科は1m以下と小型で昆虫食または肉食と思しき生物であったが、カセア科では大型化が進んでいる。カセア科の最大の特徴は、小さな頭蓋とそれに似合わぬ巨大な胴体である。慣性恒温性を高め、食べた植物を発酵させる為の適応だと思われる。エダフォサウルスよりも草食への適化の度合いは低いものの、盤竜類では最大となるコティロリンクスなどを輩出している。
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