カエル (クロノ・トリガー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/08 02:44 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2015年5月)
|
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。(2020年2月)
|
カエル(Kaeru、英語版ではFrog)は、スクウェアのコンピュータRPG『クロノ・トリガー』に登場する架空の人物。本名はグレン(Glenn)。
プロフィール
- 生物種:カエル
- 年齢:40歳くらい
- 身長:134cm
- 体重:42kg
「中世」の「ガルディア王国」に生きる孤独な騎士。魔王にかけられた呪いによって蛙に姿を変えられてしまい、歴史の表舞台から姿を消していた。クロノ達との出会いによって、かつて親友が残した出会いと志、そして伝説の剣を受け継ぎ、立ち上がる。
特徴
戦闘では物理攻撃、回復技、魔法攻撃のいずれも使うことができるなど「勇者」足る存在。剣を武器とし、剣技による攻撃を得意とする他、カエルという身体的特徴を生かしてのびるベロを用いた技や、頭上から巨大なカエルを落とすカエル技も多用する。魔法属性は水で、同じく水のマールが氷の魔法を使うのに対し、カエルはウォータ、ウォータガといった水の魔法を使う。
ゲーム中、街や建物、ダンジョン等の中では、静止時及び戦闘時は二本足で直立する(技によっては四つ這いになる)が、移動時は正に蛙のように四つ這いで飛び跳ねて移動する。
英語版(アメリカ版除く)のカエルは初期近代英語にある"thou" "thee" "shalt"といった単語や動詞の二人称単数接尾辞"-est"や三人称単数接尾辞"-eth"など古い言い回しを使う(ただし文法的に間違っている場合がある)。中世の他の人物ですら皆普通に話す中で異彩を放っている。だが過去の回想の中のグレンは普通に話す。
人間時の容姿に関してはルッカが「ハンサム」とほれ込むほどの美貌の持ち主。PS版で追加されたエンディングでは、後ろ姿のみ描写されており、逆立った緑色の長髪(ドット絵では下ろした長髪)。
ゲーム中での活躍
カエルと出会うのは、中世のマノリア修道院でさらわれたリーネ王妃を助け出しに行く際であった。その後、再び訪れた中世で、彼の過去が明らかになる。
正体はグレンという名の若者で、ガルディア王国の騎士サイラスの親友であった。サイラスに比する武才の持ち主でありながら、その温和な人格ゆえ戦いを避けていた。デナドロ山で勇者サイラスと共に魔王に挑むが、サイラスは戦死、グレン自身はビネガーの魔王への進言により、臆病な様を揶揄した蛙の姿に変えられてしまう。その後、彼はその容姿と、魔王を討ち損じ親友を失った自責の念から「お化けカエルの森」の奥に隠棲するようになり、パレポリ村の酒場で飲んだくれて勇者バッジを落としてしまった。劇中ではクロノ達が手に入れた、勇者バッジとグランドリオンにより、かつての意思を取り戻し、打倒魔王に力を貸すようになる。
魔王城での戦いの後は、古代ジール王国崩壊後の「北の岬」で再び魔王とあいまみえる。この場合、戦闘を行うかは選択可能となっており、戦いを避ければ魔王は仲間としてパーティーに加わるが、戦った場合にパーティにカエルが加入していれば一騎討ちとなる。更にここで魔王を倒した場合、エンディングによっては人間の姿に戻ったことが確認できる(PS版のエンディングムービーでは魔王を倒さない場合でも元の姿に戻っている)。
ゲーム終盤のサブイベントにおいて、サイラスの霊が鎮まらずに暴れ続ける「北の廃墟」とよばれる場所に行くことができる。そこでカエルは自身の勇気を示し、その精神を汲み取ってドリストーンの化身グランとリオンは真の力を発揮する事で、グランドリオンはパワーアップする。新生したグランドリオンはカエルの最強武器となる(ただし、イベントでのキーアイテムのため、「強くてニューゲーム」では引き継がれない)。
仲間に対しては、粗野で男らしい喋り方で接しているが、相手が目上である場合は、非常にかしこまった丁寧な喋り方をする(クロノの母ジナを「奥方」と呼んだりする)。
時空冒険 ぬうまもんじゃ〜での活躍
ヌゥとマモが元の時代へ帰還することに協力。ラヴォスを倒したあと、マモの村で開かれた祝宴に参加した。
「カエル (クロノ・トリガー)」の例文・使い方・用例・文例
- あのすごく大きいカエルをごらんよ!
- お姫さまがカエルにキスをするとのろいが解けた
- そのカエルは車にひかれてぺちゃんこになった
- カエルがケロケロと鳴いている
- そのときカエルは王子様になりました
- こともあろうに,それはカエルを調理したものだった
- カエルが岩の下から飛び出てきた
- カエルの生態圏
- アマガエル科のカエルの合唱が聞こえた。
- 変身譚は「カエルの王子様」や「6羽の白鳥」など、童話によくある。
- 私はカエルが怖いのです。
- 彼の嫌いな生き物はカエルです。
- そこにはカエルがたくさんいるかもしれない。
- そのカエルは、どれくらいの大きさですか。
- 私はカエルが大嫌いです。
- 私の妹もカエルが好きではない
- 私たちは内臓器官を調べるためにカエルを解剖した。
- 王子様はカエルに変えられてしまった。
- 王子は魔法でカエルに変えられた。
- その少年はカエルめがけて石ころを投げた。
- カエル_(クロノトリガー)のページへのリンク